ありがとう、、、 | ぽんこたつ欲しいみかんの毎日気分は凸凹~生きてるからこそ~

ぽんこたつ欲しいみかんの毎日気分は凸凹~生きてるからこそ~

母の介護、父の死をきっかけに2016年にうつ病になったことから、転職を繰り返し、仕事社会から離れて今は生活保護で暮らしています。家族のこと、日常の出来事、病気やメンタル、伝えたいことや空想、情報など思うまま綴るまとまりのないブログです。


今日を、無事に終えられたことに、感謝。



母のことを振り返っている自分。


驚きや悲しみやショック、あの頃の自分を今の自分だとは思えないような行動力、、。


本当に色んな事があったことがわかってきました。


辛い過去を振り返るなんてやめた方がいい、、

そんなご意見を頂いたり、相方からも止められましたが、どうしても家族のことだけは知りたい。

そんな強い思いが、覚悟を決める前にさせた作業。


心療内科の医師からも、辛いけれどとても大切なことだから、ゆっくりとやってくださいと言われています。



そんな、まだ途中の今。


今月の中旬位に。


母に手紙を書きました。


もう、2年近く、、もっとかな???

母に会いに行っていない。


妹ちゃんを通して、自分の今をある程度は母に伝えてもらっているけれど。


母が自分のことをどう思っているのか??


自分がおかしくなってしまったことをどう思っているのか???


、、、もう、すごく嫌われて絶縁状態になっているかも知れない、、、。


自分は家族ではない!

そう思われているかも知れない。


とにかく、母と話をしなければわからないことだらけ。



、、手紙を出して1週間が経ち、、。


どうしよう、、やっぱりもう、話をすることもできないのかな?


携帯番号を書いて置いたけれど、そもそも読んでくれたという保障なんてない。


、、、どうしても、母の気持ちを、現状を知りたい、、、。




そして。


とうとう、実家に電話をかけました。



呼び出し音が鳴る。


3コール目で母の声が聞こえた!!!



自分の名前を名乗って。


『、、元気ですか?

長いこと会いに行けなくて、ごめんなさい。』


やっと、勇気を出して出して言った。


母は。


『いいんだよ。大変だったね。電話くれてありがとう!』


、、、予想外の返事に思わず涙が溢れた。


『、、お母さん、自分ね、、』


一昨年の夏から、現実と夢の区別がつかなくなることが時々あり、外に出ると変な行動をしてしまったり、夢からなかなか現実に戻れず、寝たきりだったこと。

その時に、バッグを何処かに置き忘れたのか、盗まれてしまって、長いこと見つからなかったこと。

それでまず連絡することができなくなってしまった。


昨年の夏に記憶が飛んでしまって、色んな事があった。


できるだけ、簡潔に話をしました。


『あんたは、お父さんとあたしの事で頑張りすぎて病気になってしまったの。

だから、全然謝ることないし、思い出そうとしてくれて嬉しいよ。

前と比べて、行動するのが大変なんでしょう?

あたしみたいに、できたことができなくなってるって聞いたよ。

あたし、心配で何度もあんたの所に行こうと思った。

介護の福祉車でなら、頼めば行けると思って。


会いたいね。』



、、、お母さん、、、。



『うんうん、すごく会いたい、、

沢山お話したいよ。』


『来てくれるの???』

『勿論だよ、、電話に出てくれてありがとう。

許してくれて、ありがとう、、、

もう、口も聞いてくれないと思ってた、、』


『それはあたしも同じだよ。

あんたに迷惑いっぱいかけてきたから、もう嫌になってこっちに来るのもやめてしまったのかとか、
怒ってるのかと思ってた』


、、まさか。


違うんだよ、違うんだよ。


ずっと、会いたいと思ってた。


でも、会いに行けなくて。


もどかしくて悔しくて。


動けない自分が情けなくて、ずっと責め続けてきた。


母のことを放り出してしまったと思われても仕方ない位、自分はパッタリと会いに行けなくなってしまったのだ。


でも、それを伝えることができなかった。



1度距離ができると、溝がどんどん深まっていくように。


思うように行動できない自分を、どうしたらいいのかわからなくなってしまい、もがいてきた。


いつも母のことが頭の隅にあるのに。


どうしても会いに行けなくて。


ケアマネさんや、介護サービスをしてくれるヘルパーさん達にも心配や迷惑をかけてきた。


、、記憶が飛んでしまった時は、それすら忘れていた。



、、、やっと、母と話ができた!!!


『会いに来てくれる時は、事前に電話ちょうだいね。

ここにひとりで来れるの?』


『相方に地図を書いてもらうし、電車もちゃんと調べて行くよ。

慎重にね。早く会いたい!!!』


『あたしも。ありがとう!待ってるよ。』



約20分程の電話。


しばらくは涙が止まりませんでした。



母の現状は、なるべくヘルパーさんに頼って、

妹へのお願いは、よっぽどの時しかしないようにしていると言っていた。


母はひとりでは外に出られない。


書類を書くこともできない。


妹が、自分の代わりに色々とやってくれているのかと思ったけれど、母は、子供への負担を少なくするために、色々と考えてやっているらしい。


それでも、、!


やっぱり会いたい。


早く、早く顔を見たい。


許してもらえないと思った時から、もう連絡をするのも止めようかと悩んだ。


妹からも、母が今の自分を見たらショックを受けてしまうだろうから、しばらくは何もしないほうがいいと言われていた。


過去を、母のことを振り返るたびに、会いたい気持ちが強くなって、抑えきれなくなった。


父が亡くなり、1人で生活することがどれだけ大変か、、。


以前の自分なら、嫌というほどその姿を見てきたはずだ。


母のことを放り出してこの先生きていけるのか?

それも考えたけれど。


そういうことじゃないんだ。



会いたい。


話をしたい。




以前の自分は、定期的に母の顔を見にいかないと

不安だから、と毎週末帰っていたらしい。



母親に捨てられた相方は、よくそんだけやれるよ。

でも、お母さん、頑張ってるもんな。


母のことは尊敬している相方。

でも、泣き虫なところとかそっくりらしい。


そ、そうなんだ、、、。


程よい距離感で接しられればいいんだよ。


そう言っていた相方の言葉を心に刻んで。


無理のない範囲で母に会いに行く。


自分が過去を振り返るという作業をしたかったのは。


母のことを思い出せないのは嫌だったからなんだ。


会いたい、会いたい、、、。



ずっとずっと、、心の底にしまっておいた思いが。




お母さん。


待っててね。


心配かけないように気をつけて帰るから。


久しぶりに、いっぱいお話したいよ。


太った自分を見てびっくりするだろうな。


待っててね。


必ず、会いに行きます。


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これからどんどん気温が下がって寒くなると思います。


今夜もあたたかくしてお過ごしください。