今日を、無事に終えられたことに、感謝。
母のことを振り返っている自分。
驚きや悲しみやショック、あの頃の自分を今の自分だとは思えないような行動力、、。
本当に色んな事があったことがわかってきました。
辛い過去を振り返るなんてやめた方がいい、、
そんなご意見を頂いたり、相方からも止められましたが、どうしても家族のことだけは知りたい。
そんな強い思いが、覚悟を決める前にさせた作業。
心療内科の医師からも、辛いけれどとても大切なことだから、ゆっくりとやってくださいと言われています。
そんな、まだ途中の今。
今月の中旬位に。
母に手紙を書きました。
もう、2年近く、、もっとかな???
母に会いに行っていない。
妹ちゃんを通して、自分の今をある程度は母に伝えてもらっているけれど。
母が自分のことをどう思っているのか??
自分がおかしくなってしまったことをどう思っているのか???
、、、もう、すごく嫌われて絶縁状態になっているかも知れない、、、。
自分は家族ではない!
そう思われているかも知れない。
とにかく、母と話をしなければわからないことだらけ。
、、手紙を出して1週間が経ち、、。
どうしよう、、やっぱりもう、話をすることもできないのかな?
携帯番号を書いて置いたけれど、そもそも読んでくれたという保障なんてない。
、、、どうしても、母の気持ちを、現状を知りたい、、、。
そして。
とうとう、実家に電話をかけました。
呼び出し音が鳴る。
3コール目で母の声が聞こえた!!!
自分の名前を名乗って。
『、、元気ですか?
長いこと会いに行けなくて、ごめんなさい。』
やっと、勇気を出して出して言った。
母は。
『いいんだよ。大変だったね。電話くれてありがとう!』
、、、予想外の返事に思わず涙が溢れた。
『、、お母さん、自分ね、、』
一昨年の夏から、現実と夢の区別がつかなくなることが時々あり、外に出ると変な行動をしてしまったり、夢からなかなか現実に戻れず、寝たきりだったこと。
その時に、バッグを何処かに置き忘れたのか、盗まれてしまって、長いこと見つからなかったこと。
それでまず連絡することができなくなってしまった。
昨年の夏に記憶が飛んでしまって、色んな事があった。
できるだけ、簡潔に話をしました。
『あんたは、お父さんとあたしの事で頑張りすぎて病気になってしまったの。
だから、全然謝ることないし、思い出そうとしてくれて嬉しいよ。
前と比べて、行動するのが大変なんでしょう?
あたしみたいに、できたことができなくなってるって聞いたよ。
あたし、心配で何度もあんたの所に行こうと思った。
介護の福祉車でなら、頼めば行けると思って。
会いたいね。』
、、、お母さん、、、。
『うんうん、すごく会いたい、、
沢山お話したいよ。』
『来てくれるの???』
『勿論だよ、、電話に出てくれてありがとう。
許してくれて、ありがとう、、、
もう、口も聞いてくれないと思ってた、、』
『それはあたしも同じだよ。
あんたに迷惑いっぱいかけてきたから、もう嫌になってこっちに来るのもやめてしまったのかとか、
怒ってるのかと思ってた』
、、まさか。
違うんだよ、違うんだよ。
ずっと、会いたいと思ってた。
でも、会いに行けなくて。
もどかしくて悔しくて。
動けない自分が情けなくて、ずっと責め続けてきた。
母のことを放り出してしまったと思われても仕方ない位、自分はパッタリと会いに行けなくなってしまったのだ。
でも、それを伝えることができなかった。
1度距離ができると、溝がどんどん深まっていくように。
思うように行動できない自分を、どうしたらいいのかわからなくなってしまい、もがいてきた。
いつも母のことが頭の隅にあるのに。
どうしても会いに行けなくて。
ケアマネさんや、介護サービスをしてくれるヘルパーさん達にも心配や迷惑をかけてきた。
、、記憶が飛んでしまった時は、それすら忘れていた。
、、、やっと、母と話ができた!!!
『会いに来てくれる時は、事前に電話ちょうだいね。
ここにひとりで来れるの?』
『相方に地図を書いてもらうし、電車もちゃんと調べて行くよ。
慎重にね。早く会いたい!!!』
『あたしも。ありがとう!待ってるよ。』
約20分程の電話。
しばらくは涙が止まりませんでした。
母の現状は、なるべくヘルパーさんに頼って、
妹へのお願いは、よっぽどの時しかしないようにしていると言っていた。
母はひとりでは外に出られない。
書類を書くこともできない。
妹が、自分の代わりに色々とやってくれているのかと思ったけれど、母は、子供への負担を少なくするために、色々と考えてやっているらしい。
それでも、、!
やっぱり会いたい。
早く、早く顔を見たい。
許してもらえないと思った時から、もう連絡をするのも止めようかと悩んだ。
妹からも、母が今の自分を見たらショックを受けてしまうだろうから、しばらくは何もしないほうがいいと言われていた。
過去を、母のことを振り返るたびに、会いたい気持ちが強くなって、抑えきれなくなった。
父が亡くなり、1人で生活することがどれだけ大変か、、。
以前の自分なら、嫌というほどその姿を見てきたはずだ。
母のことを放り出してこの先生きていけるのか?
それも考えたけれど。
そういうことじゃないんだ。
会いたい。
話をしたい。
以前の自分は、定期的に母の顔を見にいかないと
不安だから、と毎週末帰っていたらしい。
母親に捨てられた相方は、よくそんだけやれるよ。
でも、お母さん、頑張ってるもんな。
母のことは尊敬している相方。
でも、泣き虫なところとかそっくりらしい。
そ、そうなんだ、、、。
程よい距離感で接しられればいいんだよ。
そう言っていた相方の言葉を心に刻んで。
無理のない範囲で母に会いに行く。
自分が過去を振り返るという作業をしたかったのは。
母のことを思い出せないのは嫌だったからなんだ。
会いたい、会いたい、、、。
ずっとずっと、、心の底にしまっておいた思いが。
お母さん。
待っててね。
心配かけないように気をつけて帰るから。
久しぶりに、いっぱいお話したいよ。
太った自分を見てびっくりするだろうな。
待っててね。
必ず、会いに行きます。
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これからどんどん気温が下がって寒くなると思います。
今夜もあたたかくしてお過ごしください。