2024都立高で長距離をやる君へ~筑波大附 | 箱根駅伝探求調査会 兼 東京都高校駅伝研究所

箱根駅伝探求調査会 兼 東京都高校駅伝研究所

はじめまして。箱根駅伝を様々な角度からみて記事にしていきたいと思います

都立ではないが筑波大付属も中長距離を行うにはうってつけの高校だ。2020年~2023年は都高校駅伝に参加していないが、中距離は2022年も三田悠人が1500m、5000mで都インターハイに出場している。圧巻は2019年度卒業の高橋創だ。彼は800m東京ランキング1位になりその後も東京大で活躍した。もう一人は、2020年度卒業の安本尚生だ。彼は東北大の工学部に進学し、昨年度の全日本大学駅伝にエントリーされた。彼は工学部に進んだ理由の一つに円周率πに興味があったのは有名な話。アメリカ航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所では最高精度がを求められる「惑星間航行システム」であっても、計算には、せいぜい少数第16位を四捨五入した「3.141592653589773」を使用する事に興味を持った。ちなみにこれは円を1億4721万575角形とみなした時の外周の長さとほぼ一致した長さになるとのこと。1977年にNASAによって打ち上げられた無人宇宙探査機「ボイジャー1号」で、その距離は201億1680万キロメートル以上。ここで仮に約201億㎞の半径を持つ円があったとして円周率πを小数点15位以下切り捨てで計算すると円周の長さの誤差はわずか3.81センチにすぎないことに興味をもち、工学部に進学した逸話を持つ男