「供給量 ＞ 需要量」の状況にある菓子を、
「買いやすさ」の提供によって売上を上げるという戦いでは、
より「買いやすさ」を提供したものが、
その他の店から売上を奪うことでしかありません。
つまり、
「より安く」
「より利便性高く」
提供するための努力では、
新たな価値を生まないばかりか、
互いに売上を奪い合って疲弊するのがオチなのです。
また、
菓子専門店が進化すると、
どこも大型化していくのは、
「より安く」・「より利便性高く」を争っていく過程で、
大型化したところしか勝ち残れないからであって、
しかし、それが実現していく過程で、
存在価値が低下していくという運命にもあるのです。
つまり、
頑張れば頑張るほど、
業界全体が疲弊し、
勝ち残った店も、
その存在価値が薄れていく・・・。
う～ん、
一体何のための努力なんだか・・・。
そうした思いがあるから、
高付加価値化への取り組みを皆さんに訴えている訳です。
中小菓子専門店は、
高付加価値化一択だと思いますけど・・・。
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〈鈴木〉