昨日は”クレーム”の視点から経営について考えてみました。
つまりは、
クレームの多い店というのは、
あらゆる意味で、
主導権を失っている状態と言えます。
主導権を失っているから、
価格主導権も持てない。
他社の価格に負けない価格を提示しないとならないから、
儲からない訳です。
こうした姿勢は販売現場での、
お客様へのスタンスでも明らかなのです。
「お客様はどんな菓子をお望みですか?」
「何になさいますか?」
菓子専門店にはこんなスタンスの販売員ばかり。
「当店の一押しはこれ!」
「今日はこちらがおすすめです!」
って言えばいいじゃない!
なのに、
「どんな菓子をお望みですか?」と尋ねれば、
「こんなのはないの?」
どこかの人気店の菓子を提示され、
それがないと「うちも〇〇を作ろう!」って、
商品アイテム数が増えていく訳でしょ。
せっかくたくさんの菓子を用意しているんだから、
その中から選んで貰えるようにすればいいじゃない。
結局、種類がどんどん増えていくのも、
主導権をお客様に渡してしまっているから。
こんなスタンスでは、
クレームは減らないし、
収益性の高いビジネスはできないし、
仕事量を減らすこともできないだろうな。
もちろん、これじゃぁ賃金だって上がらない。
「うちの主力はこれ!」
「今日のおすすめはこれ!」
そうはっきりと言ってくれる店こそが、
これからも強く生き残れると思いますけど・・・。
菓子専門店の皆さん、
もっと自信持とうよ!
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〈鈴木〉