急遽、今月末菓子専門店の販売研修を開催することになりました。

 

テーマは「ヒット商品づくり」

5月27日(月)

 ①10時~13時  ②14時~17時

 ZOOMでのオンライン開催です。

どちらかご希望の回にご参加ください。

ご参加料 お一人 22,000円(税込み)

 

ご参加希望の方は

tetsuro_suzuki0905@yahoo.co.jpまで、

販売研修 参加希望とタイトルを付けてご連絡ください。

 

 

仕事に追われるのって、ストレスですよね。

・欠品してはいけない

・お待たせしてはいけない

なども含めて・・・。

 

 

だから、先を見込んで準備しておく訳です。

 

 

日曜日はお客様がたくさん来そうだから、

いつもより多めに仕込んでおこう。

 

 

来週、大口注文のお渡しを控えているから、

箱折り作業を行っておこう。

 

 

明日、注文した原材料の納品があるから、

倉庫の整理整頓をしておこう。

 

 

こういう事前準備って大事です。

 

 

でも、

事前準備しておいて良い事と、

してはいけない事があるということもわかっておかなきゃなりません。

 

 

焼き立て商品が人気で、毎日行列になるほど・・・。

 

 

なら、早朝から焼き貯めをして、

オープン時にすぐにお渡しできるようにしておこう・・・。

 

 

これって、良い準備でしょうか・・・?

 

 

確かに、

事前に焼き貯めしておけば、

お客様をお待たせすることなく、

スピーディーにお買い物頂く事が出来るでしょう。

 

 

でも、

そんなことをしたら、

”焼き立て”という最大のメリットが、消えてしまいますよね・・・。

 

 

これも店でよくある話・・・。

 

 

お店で、

お客様にすぐにお渡しが出来る様にと、

団子3本、5本をセットしておく。

 

 

ところが、ご来店のお客様は・・・。

 

 

お客様「お団子3本頂戴」

販売員「はい、かしこまりました」

と、事前に用意したパック入りを袋に入れようとすると、

 

 

お客様「いや、こっちのを詰めて・・・」

と、番重に置かれたバラの団子を、

新たにパック詰めしてもらえる様要求する。

 

 

こんなことがあるのです。

 

 

お客様はパック詰めされた団子を、

古い物と捉えている節があります。

 

 

もちろん、

3本入り・5本入りを用意しておくことは、

そうした商品があることを示す意味で大事なのですが、

 

 

だからといって、

それをお渡しすることが良いのか・・・?

については、ケースバイケースかと。

(お急ぎの方には事前にパック詰めした物を渡した方が良いことも・・・)

 

 

販売員がいる菓子専門店は、

コンビニや量販店とは異なります。

 

 

販売員が、

お客様のために行う行為そのものも、

提供する価値の一つなのです。

 

 

それを、

お客様がご来店する前、

お客様の目に触れないバックヤードで行われていたら、

その価値は消えてしまうことになるのです。

 

 

”効率化”とか”時短”とかを意識し過ぎるあまり、

お客様があなたの店に求める”価値”を、

自ら消し去っていることがあるのです。

 

 

普通に考えたら、

こっちの方が効率的・・・ということも、

 

 

お客様にとっては、

非効率でも良いからやって欲しい・・・。

 

 

そう思っているのです。

 

 

どうです。

”効率化”って結構改善点ありそうじゃないですか・・・?

 

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年10回の例会 + 毎月経営レポート送付

(視察ツアー付です)

入会金無し・会費27,500円/月 です。

ご入会希望の方は下記までお問合せください。

mail:tetsuro_suzuki0905@yahoo.co.jp

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〈鈴木〉