効率化を目指し、
スピード重視になると、
遅くなる要因を取り除こうとします。
その結果、
細かな細工を施すもの、
成功確率が低下するような作業、
手間・ひまが余計に掛かるような仕事、
はどんどん排除されていきます。
誰でも、ミスなくこなすことができるように、
仕様そのものを変更させることになっていきます。
こうした結果、
商品はどんどんどこにでもある品へとレベルダウンしていきます。
そもそも、
そうした技術を持った限られた職人だけが作ることができたのに、
その独自性を自らが放棄してしまうことになるのです。
そして、
誰でも、ミスなくこなすことができ、
スピードだけが速いという商品が巷に溢れることになります。
同じ品質なら、価格が安い方が良いとなります。
そうなると、
価格競争力の高さがものを言います。
結局、
規模の大きさが勝敗を分けることになってしまうのです。
スピードを過度に重視する経営は、
結局、競争力を奪うことになります。
まぁ、どんなに急いでも、
売れない品が売れるようになる訳ではありませんから。
どうすれば安く作れるか?ではなく、
売れるようにするために何ができるか?
に目を向けた方が良いはずです。
〈鈴木〉