コロナ禍以前から、

既に菓子専門店の売上は良い状況にはありませんでした。

 

 ・消費の低迷

 ・コンビニ・量販店などの競合の存在

 ・顧客の世代交代

 ・生活スタイルの変化

 ・ギフト習慣の衰退 などなど

 

そんな訳で、売上はどんどん下がっていくのに、

仕事量はどんどん増えていく・・・という状況にありました。

 

売上減少・・・なのにブラック

 

これって、

職人さん、パティシエさん達の仕事のスピードが遅いのではありません。

無駄が多いのでもありません。

つまり、現場の問題ではありません。

 

間違いありません、

そもそもの戦略が誤っているのです。

 

 

戦略のミスを戦術・戦闘で覆すことはできません。

戦略を見直さない事には、状況を改善することはできないのです。

 

 

経営者が現場に無理を強いるのではなく、

経営者自身が自社の戦略をもう一度見直すこと。

 

はっきり言ってしまえば、

いつまで古くさい考え方でやってんだ!

って話です。

 

 

コロナ禍は、変えるチャンスなのです。

 

 

残念ながら、いまだ過去の戦略で何とかなるものと思っている人が大勢いるようです。

そういうスタンスでは、

今、この瞬間を生き残ることはできても、未来がありません。

 

今を取るか?未来を取るか?

そんな二者択一は不可能なことです。

 

 

「今」のない「未来」はあり得ません。

だからと言って、

「未来」が無いなら、「今」もどうでもよいかもしれません。

 

 

どちらにしても、

「今」も「未来」もどちらもより良くなるような、

新しい戦略の構築が必要なのです。

 

 

そんな訳で、

菓子店経営者の皆様、

戦略の見直しを進めるときです。

 

〈鈴木〉