先日自走不能で置き去りしたミニの補修部品がやっと届いたので修理をすることにした。
クルマが自走不能だとなんにもできないね。
あの日は電車で帰ったけど 今日は自転車でやってきた。
少しでもお金を節約したいのと、20km程度なので近いこともあって。
ほんの数日の間に桜も散ってしまったようで。
天気が晴れてたからよかったけど、雨だったらどうしようとか考えたくもない(きっとそのまま置き去り延長すると思う)。
交換する部品はクラッチのレリーズシリンダーアッセンブリ。
肝心のブレーキオイル(クラッチオイル)を前日買い忘れたので 現場近くのホームセンターで購入。
なんと早朝7時から開店しているとのこと。
夏季限定だろうね。
クラッチオイル交換にはこの手の道具があればなんとか事足りる。
霧吹きがあるのはフルードを洗い流すため(吸水性が高いので水をかけるとサーっと流れ落ちてくれる)。
ペットボトルはフルードのエア抜き時に使う。
後期モデル(画像は97年式エアバックモデル)はぎっしり詰まりすぎて作業効率が悪い。
肝心な場所に手が入らないのでブレーキのマスターシリンダーとタンクをそっとズラす。
(本当はあまりよろしくないけど仕方ない)
ついでにクラッチハウジング側のエントツ(ブローバイ抜き)も外す。
外した後の穴ぼこはネジとか落とさないように何かで蓋をしておく。
僕のクルマは先代赤ミニの時と同じく、運転席側のタイヤハウジング内のボディ一部をカットしてある。
ブレーキライン、クラッチレリーズ、クラッチへのアクセス向上のため。
窮屈な場所での作業時に役に立つ。
ハイローのナックルジョイントブーツがぶっ切れてるね…。
特に説明する必要はないけど、次の作業の時のために。
クラッチレリーズを固定している2本のボルトサイズは9/16、バンジョーボルトは5/8。
今回の作業はレリーズ側のバンジョーボルトを外したけど 通常はパイプの根元の方を外すらしい。
それと、作業ついでにメッシュホースに替えられるなら替えた方がいいと思う。
時間と場所がなかったのでアッセンブリーで交換したレリーズシリンダー。
聞くところによるとリペアキットは某国産車のものを流用するといいらしい。
外した部品は捨てずに流用のリペアパーツを使って予備部品に仕上げよう。
とかなんとかいいつつサクッと取り付け。
ゴム製のクラッチホースの角度がイケてない。
プッシュロッドを入れるの忘れないでね。
タイヤを外さずE/gルーム側からのみアタックする方法もあるけど(それが普通)ここがカットしてあると多少作業性が向上する(と思う)。
それにしてもINJ車は何をするにも狭くて困る。
垂れたフルードは霧吹きでシュッシュすれば洗い落とせます。
データをひっくり返すと前回は2011/10/2に走行距離151,512.0kmで交換していたらしい。
現在約218,000kmなので 約5年半、約67,000kmもったんだからまぁまぁかな、と。
たしか前回は通勤時にクラッチ切れなくなってノークラと始動時はセルでなんとか勤務先まで移動したんだ。
やっぱりクルマは置き去りにして電車で帰って積載車でお迎えしたんだった。
故障・トラブルと考えずイベントだと思えば また楽しいもんですよ。
楽しんでるし。
強がりじゃないしっ…。
→続編…。
2017/04/17 記