執着を消す方法。苦しみの元凶と欲しいものが手に入らない理由
いつまでも思いどおりにならない
理想の現実にならなくて苦しい
こうあるべき!なのに真逆の言動をする身内にイラつく
なぜこんなに強く願いがんばってもうまくいかないんだろう
これさえあれば!私は幸せなのに他は何もいらないのになぜか実現しない。。
こういった悩みや現実に、苦しんだり、悲しんだり、イライラしたり、ブチきれたり、絶望したり、イヤになったり。。。。
どうにかしたい!どうしても手に入れたい!どうしてもこうなりたい!とがんばっているけど結果が出なくて。。。というかたは
執着を消す
執着を消すことによって、思い通りにならないという苦しみから解放されて、現実がどんどん良い方向に変わり始めます。
なぜ執着がいけないのか?
執着というのは、どうしてもこれでなければならない、こうでなければ許せない、この人じゃなきゃイヤだ!
絶対にこうあるべきなんだ
これ意外はいらないんだ
という固定した思考をうみだし、他の選択肢や他のもっと良いものを拒絶しています。どうしてもコレ!という固執やエゴなんですね。
自分自身でこれがいちばん良いはず!幸せなはず!と決めつけているんです。
これの何がいけないかと言うと、他の選択肢をすべて拒絶することによって、他力(周りのサポートや援助、提案)をすべて自分でブロックして断っていることになります。
特に、恋愛や結婚というご縁に関しては、家族やご先祖、家系という目には見えないすでに亡くなられた存在のサポートで出会うことも多いため、なるようになるし、無理なものは無理だし、他力におまかせしたほうが、スムーズにあっさりとうまくいくことも多い
全部、自分1人の自力でゲット、実現しなければいけないと、必死で出会いを求めたり、条件にこだわりすぎて活動すると、、長い目でみてうまくいく確率がとても低くなる。
これは違う、あれは違うと視野が狭くなるので、せっかくのチャンスやご縁にも気づけなくなる、周りの人も助けたり協力しにくくなる。
執着がいけない理由の2番目は
執着は、これさえあればという執着のうらに、これがなければ自分は不幸なんだ、これがないから自分は欠けているんだ、不完全なんだという欠乏マインドや劣等感をうみだす
あまりにも執着することによって、コレがないから足りていない、これさえ実現すれば幸せなのに!という不足感は、欠乏感、不幸オーラ、劣等感を発してしまう。
なぜこれがまずいのかというと、発しているエネルギーが実現、現実化しているのが、この世の中の真理なので
このマインドでいると常に
欠乏感を感じ、足りていない、欠けているという不幸オーラが出てしまい、それを持っている人に対しては劣等感が出てしまうんですね。。。
いつまでも満たされない、常に欠乏感
常に不足感、常に劣等感があるので、その穴埋めをするために生きることになってしまう、ラットレースのような人生になる。
ないものを必死で追い求めてコンプレックスを埋めようとすると、いつまでも満たされない依存症にもなりやすい。。整形依存や恋愛依存症、メンヘラなどが例ですね
執着することのデメリットは、おもにこの2つです
①特定のモノに固執しすぎることによって、他力も得られにくく、視野も狭まりやすく、チャンスにも気づけず、実現確率が非常に低くなる。
②これがないとダメ!という執着は、欠乏感、不幸オーラ、劣等感を発してしまうので、欠乏感、自分は足りてない、不完全だという不幸感、劣等感が実現してしまう。
執着というのは、自分の思いどおりにならないという不幸の元凶、欲しいものが得られないという苦しみの元凶になりかねないのです。
1つのモノにこだわりすぎると、もしそれが手に入った時には、今度は失う恐怖で苦しむことになります。
なぜなら、これさえあれば幸せなんだ、というマインドだから、なくなることが最強の恐怖へときりかわるんです。過去の栄光にすがってしまうことにもつながります。
私は過去に、大手エステサロン勤務時代に指名ナンバーワンに執着していたために、なったあと絶対落ちたくない恐怖にずっと苦しむことになりました。こんなに苦労してカラダがボロボロになってまで得たポジションは絶対になくしたくないと執着してしまっていたんです。。
人はサンクコスト(取り戻せない沈みゆくコスト、時間×お金×労力)をかければかけるほど、サンクコストを多くかけたものに執着しやすくなります。
たとえば、ホストに結婚してくれると言われて期待してしまい、多額のお金を貢ぎ、身体をボロボロにして大金を稼ぎ、すべてを犠牲にして時間もお金もかけ、頭の中はそのホストのことでいっぱいで感情や思考や時間までサンクコスト漬けになっている女の子が、裏切られてそのホストが他の本命と結婚してしまい、自◯してしまった、、などの事例がサンクコストによる執着の恐ろしさですね。執着とは、死活問題にもつながるとても危険なものです。
どうすればいいのか?
執着を消す方法
①あきらめる
②ないものではなくあるものにフォーカスする
③いまあるものに感謝する
執着をなくすと、本当に驚くほど現実が変わります。
重いエネルギー、頑固なエゴが消えると視野が広がり、選択肢やチャンスにあふれていることに気づき、ご縁も増え、他力(紹介やご縁)が増えるんですね。
これでもいいかな?これも素敵だな、こんな世界もあるんだと、新しい発見や気づき、知らない世界や見たこと聞いたこともないような出会いや人が目に入ってくるようになる。
そして、知らない世界や人に対して好奇心を持ち、受け入れる姿勢がある人間には、様々なチャンスや声がかかり、情報もくれる人たちが出てくる。
次第に楽しいオーラ、すべてを受け入れる寛大な器をもつ人間になってくると、出会える人種や層も変わってきたり、おしえてもらえたり、助けてもらえることも増える。
理想やほしいもの、得たいものがあるのはぜんぜんいいことで、こういうのいいなぁー、こうだったらいいなー、こうなりたいなーというゴールはあってもなくてもよくて
別にどっちでもいいや〜とあきらめること。
=今だって幸せだし。今だって恵まれてると自覚する
5体満足で仕事もあってありがたいよなぁ。
友達やお客様がいてくれて恵まれてるよなぁ。
洋服も家もあって便利だよなぁ。
今日も美味しいものが自由に食べれて幸せだよなぁ。
あるもの、生きていることが当たり前ではないんです
洋服や家を自力で作るとか、自分で水やガスや電気を調達するとか絶対にできないですよね
今の現状にある自分のリソースや環境や、周りの人、身近な人たちに感謝できる
良くなる方向になるに決まっている!という脳内設定で生きること
脳内設定=潜在意識と顕在意識
が100%現実化してきます
別に幸せだなーって感じられなくたっていいんだと開き直ってもいいし。
幸せにならなきゃいけないということ自体が思い込み、洗脳、固定概念なのかもしれない。
幸せかそうでないかとか、幸せになるためには?とかどうだっていいんです。
そのどっちでもいい、という思考、発想は軽いエネルギーを発するので、なにが起きるかと言うと、軽ーく、サクッとこうなったらいいなぁーと脳内で意識、設定していることが現実化してくるんですね。
だったら
こうでなければならないという執着は消す
思い通りにしたいとか、こうあるべきとか、あなたは間違ってる!とか私が正しいんだというのはすべてエゴで、人間関係の悩みやしがらみ、苦しみしか生み出さない。
苦しみの元凶は相手や他人をコントロールしたいというエゴ
人が自分の思い通りに動かないからイラつくとかいうストレスは、身内であればあるほど悩みの種になります。
他人を思い通りに動かしたいとか、親であっても子供であっても相手の人生を自分がコントロールしてやろうというのは、相手の意志や自由、人生を奪うドロボウと同じなんですね
苦しみから解放されるには、執着を消すこと
あきらめて、あるものにフォーカスして感謝して生きよう
良い執着とは?
①あきらめない精神
→臨機応変に、これがダメならこれは?
という精神で特定の結果だけに固執、限定しない
②他の選択肢ももつ
→リスクが分散される。1つだと得られなかったときや失った時のダメージが致命傷になりうる
③特定のモノや人や条件にこだわりすぎずぼんやりとした抽象的なゴール設定にする。
④努力はするけど、結果にこだわらない
執着とは、死活問題にもつながるとても危険なものです。
リスクをわかった上で、執着をもつなら安全な執着をもち活かしていけるといいですね