春山満のメッセージ 壺中有天(こちゅう、てんあり) | 車椅子親父と息子の『生き抜く哲学』

春山満のメッセージ 壺中有天(こちゅう、てんあり)

序章「こちゅう、てんあり。」
こちゅう、てんあり。

安岡正篤氏の教えに「六中観」という言葉があり、
壺中有天とはその中の一つである。
「壺の中からも満天の世界に通じる」という意であり、
その解釈は、壺の中からも満天の夜空が拝める、
自分の壺の中で小さな別世界を花咲かせる、などといろいろ分かれる。
私自身、進行性筋ジストロフィーという難病を発症してから、
この壺の中から眺める天をしみじみと味わってきた。
それは、ビジネスの場でもあり、家族と過ごす生活の場でもあり、
ひとり物思いにふける場でもあった。
難病を発症したからこそ気がついた、6等星のような些細な事柄も、
集まれば満天の星空に変わることがある。
首から下が動かない私の見上げた「壺中の天」の数々を綴っていく。

第一の天「宿命を嘆くな、自らの命を立てよ」
「宿命を嘆くな、自らの命を立てよ」

人生にはどうしようもない定めがあり、それは「宿命」と呼ばれる。
私にとって進行性筋ジストロフィーの発症は、
まさにその宿命そのものだった。
しかし、宿命の裏には立命というものがある。
「こうしたい、ここへたどり着きたい」。そう自らを勉励することによって、
宿命は立命に変えることができるのである。
自らの命を知って、自らの命を立てる。人生はじつに面白い、と思う。
宿命を嘆くのではなく、限りある命を知り、
自らの力で人生を切り開いていく。そういう志や気力のもとに、
大きな道が開けてくるものなのだ。




久しぶりに、
親父のコラムを紹介させて頂きます。

僕のブログのトップの写真にも
宿命、運命、立命

この3つの言葉を書いていると思います。
これは、親父からの教えなんです。

親父は進行性筋ジストロフィーという難病を抱えたことを宿命として受け入れています。

その宿命を嘆くのではなく、
どうやってこれから生きていこう!!っと、
自分で宿命を運んでいっているわけです。
これが、運命です。

自らが命を立てると書いて、立命。

正直、この立命という事がまだ僕にはわかりません。

ただ、親父の生き方には少なくても色んなヒントがあります。

言い訳するな!!!
親父は、難病を言い訳していても何も始まらなかったんです。
人からは同情してもらえますが、同情されるほど情けないものはないと思います。

首から下が動かない親父が本当に一番辛いのか、
それとも、目が見えない人が一番苦しいのか、

身体は健康だけど仕事を失って途方に暮れている人が一番不幸なのか、

・・・・・

自分におかれた状況が一番辛くて、苦しくて、不幸だと感じるんです。

ただ、親父はこうとも言います。

自分がもった病気が誰よりも一番かるい!!
確かに首から下は動かないけど、自分の頭で考えられる、目が見える、話す事もできるし聞く事もできる!!
オレはラッキーだ!!!!


特に若者には言いたい!!
自分の可能性を信じてほしい!!!
何かをしたい!!今の状況をどうにかしたい!!

何かをしたいなら、どうにかしろ!!!
今の状況をどうにかしたいなら、何とかしろ!!!

どうしたらいいかわからない、何とかする方法がわからない。。。。と思っている方、

わからなくて当たり前でしょ!!答えが簡単に出てくるわけがないんです!!!

何かを探したり、考えたり、とりあえず行動してみたり、出来る事はいっぱいあるんです!!!


社会のせいにしたり、環境のせいにしたり、山ほどの言い訳だけ揃えていても、
何も始まらない!!

社会からどう見られているかを気にする人と、
自分が社会をどう見るか。

考え方一つで、どうにもなるんですよ!!!