春山満のメッセージ「難病に苦しいはずなのに、なぜそんなに強いのですか?」前編 | 車椅子親父と息子の『生き抜く哲学』

春山満のメッセージ「難病に苦しいはずなのに、なぜそんなに強いのですか?」前編

難病に苦しいはずなのに、なぜそんなに強いのですか?

僕は首から下がまったく動かない。
だから食事も着替えも入浴も、もちろんおしっこや寝返りも何一つ自分ではできない。
でも、僕とともに暮らし合う家族や会社の社員に助けられて、
僕は僕の役割を精一杯生き抜いている。
そんな僕を見て多くの人は「なぜ、そこまで強くなれるのですか?」と問う。
僕はいつも「僕が強いのではありません。
人間は本来、とっても強いものなんです」と笑って答える。

でも、僕だって泣きたい、死んでしまいたいと思ったときもある。

みんなと同じように自分の健康はいつまでも続くと思っていた24歳。
どうも体の変調を感じ出し、走れなくなり、みるみる力も弱くなり、
そして26歳の時、難病の宣告を受けた。
「まもなく車いすになる。その車いすもすぐに自分では動かせなくなる」。
容赦ない医者の言葉に腹を決めて発想を変えた。

車いすになる前に、僕の車いすを押してくれる社員が雇えればいいんだ。
字が書けなくなる前に、僕の手の代わりをしてくれる会社というチームがつくれればいいんだ。
たとえ手足は動かなくなったって、僕には首から上の機能が残っている。
なくしたものを数えるな、残っているこの首から上を人よりも使うことで、
必ず生き残れる。僕は、こうやって生きてきた。

〈つづく〉


春山満の息子の僕が一番好きなコラムの一つである。

自分が同じ経験をしたらどうか?と何回も考えた事がある。

手、足が動かなくなり、

好きなスポーツが出来なくなればどうか・・・・

想像をすることが出来ない。

親父の様に強くたくましくなりたいと思った事は何度もある!

でも、親父は親父。オレはオレ!!

親父のメッセージである、

失くしたものを数えるな、残っている機能を120%活性化すれば絶対生き残れる。

無いもの強請りをせず、今おかれた状況をどう活かすか!

無いもの強請りをする人はどんな状況におかれても無いもの強請りをする。

結局、言い訳だけを並べ自分の責任にはせず、他人や物事の責任にする。

これは人間の成長を止め、生きる抜く知恵を身に付けず、人生をきりぬく小手先のノウハウだけを得る事になる。

生きる力、生き抜く力強さ、

これから誰が子供達へメッセージを発し、力強い背中を見せていくのか。

上の世代が出来ないのであれば我々が先陣をきって行えばよい。