今朝の新聞1面に「重力波の観測に成功!」
なる記事が躍っていました

なんのことやら?
読めば1916年にアインシュタインが提唱した考えで
100年後の今年2016年にはじめて観測されたことで証明された
現象だそうだ

ふ~~ん…
きっとすごいことに違いない
日本にも現在観測施設がつくられ稼働準備中とのこと
で、それが自分たちの生活にどう関係してくるのかなぁ
ぐらいしか読んでも思いつかないのが
正直なところ

だけど、続きを読むと前出のアインシュタイン先生が唱えた
相対性理論(これは名前は知ってる!)がGPS(全地球測位システム)のもとに
なっているとあるじゃないですか!それは知らなかった!!
GPSは身近なところではスマホ、カーナビあたりでしょうか
お世話になってます
重力波もまだこの先何に活かされるか分からないけど
きっと気がつくと身近になっているかもしれません

こういう一見何の役に立つか分からないけど地道に研究を
続けることができる環境があるのって大きくみれば大切なことだと思います

そんなニュースを読みながら思い出したことがありました
ぜんぜんたいしたことではないですがカラー剤の実験をずいぶん繰り返していた時期がありました
カラー剤の調合で何対何で混ぜるってあるじゃないですか
あれってどのくらいの比率まで有効なのかな?って
どのくらいまで薄められるのか、逆にどのくらいまで濃くできできるのか?を
ずーーっと毛束相手のに繰り返していく実験
1:1だの2:1だのって先輩が調合作ってるのみて「なぜそうなんですか?」って
聞いても納得のいく説明が得られなくて「経験?」とか「前からこれ」みたいな返事
ん~~~… だったら自分でためしてみよー!ってなった次第
紙に調合書き出して自分なりに計算してみるとどのくらいまで有効そうかがなんとなく
見えてくるから、次に実際に薬作って試してみる…の繰り返し
で、結局ほとんど使えない調合で意味ないわけ
でも、自分なりには調合決める時納得いくんですよね
自分なりの理由も出来上がるから自信持ってカラーできる

だから、一見意味がなさそうな事でも誰かから何か言われても
好きだったり、気になるのであればやる価値は十分にあると思います

そんな事を思い出させてくれた記事でした
ありがとうざいます


私事ですが…
2月に入って早々にインフルエンザにかかってしまいあせる
数日間のお休みと、他の人への感染防止もあり自宅待機となってしまいました

休みの間中、ご迷惑をおかけいたしましたお客様
それと、一人少ない分負担をかけてしまったお店のみんな
本当にゴメンなさい
去年の年末から、どうも風邪をひいたり今回のインフルエンザと
体調を崩すことが続き、改めて健康管理をしっかりせねばビックリマーク
と思いました

インフルエンザになったことがある人なら飲んだことがあるかもしれませんが
病院で「タミフル」という薬をもらい、5日間せっせと朝夜飲みました
すごいですねあれは3日もすると熱が一気に下がり、身体も楽になりました
まだウイルスをばらまくのでしばらく外出自粛ですが
ようやっとニュースなどに目を通すぐらいに回復しました

その時の新聞に載っていて目に留まる記事がありました
「人手不足」というはじまりで、都内の大手デパートがこれから
営業時間を短縮していくということ
理由が「人手不足」によるものとありました「へぇ~そうなんだ、なんで?」って
少し前の記事なので詳細は忘れてしまいましたが
要約すると…
営業時間が長いと従業員が分散してしまいお客様の対応に追いつかず質が下がってしまう
であるならば時間を短くして人を多くしお客様の満足度と質を保つ
ということなんでしょう 
なるほどねぇと思いました

今回病欠してて感じてたのは、夕方の5時6時ごろになると外も暗くなると
1日も終わりだなぁ 早いなぁって
でも普段の生活考えると、まだまだこの後の時間も仕事をしています
接客業だし何の不思議も感じずずーっと働いてきましたが
ほぼほぼ丸半日、12時間近く店にいることが当たり前の生活
いいとか、悪いとかの根本的な話は置いておいて
美容師って大変だなって本当に思いました 

で、前出のデパートの話
自分たち美容師に当てはめるとどうなるのかなと
若い時や体力に自信のある時は長時間働いていても
乗り切れることはできると思います
技術や接客の質も落とさずね
でも年齢が上がるとどうなのかなぁって、最近真剣に考えます
同じ仕事をしている人たちの中には10年後、20年後を見越して
いろんなやり方を考えて若い時から働いている人だっていっぱいいると思いますし
そこまでとても余裕がない人もいると思います

でも、仕事を続けていくならお客様に良いもの提供していきたいし
そういう風に考えて常に仕事をすることが質を落とさない工夫を生むと思うし
業界全体の底上げにつながればいいなぁと考えます

みんながんばりましょう
体調管理大切ですよ
話をして相手に内容を伝えるって難しいなぁと
感じることがよくあります

以前読んだ本の中に
伝えることのむずかしさを書いた件があり
頭の中に残っています

「相手が理解したことが伝わったことのすべて」って

何かを伝えなければならないことがあったとして
こちらは一生懸命言葉を選んで話したとしても
10のうち5くらいしか理解してもらえない
肝心なことが相手には伝わっていないよ…って

という経験は案外多いものです
しかも、そういった場面に遭遇した時
ついこちらは「言ったことの半分も理解してないよ!まったくもぉ~」
なんて類の言葉で舌打ちしたりしちゃいます

??本当にそうなのか?相手の問題か?
私はこう考えます
聞く側は「なるべくシンプルで短い言葉の表現」で伝えたほうが誤解や聞き間違えが
おきにくく理解しやすいと

例えばですが、意中の相手がいたとして
「私はあなたが好きです‼︎」ってシンプル短めで、しかもかなりの情熱がこもってます
これならかなりの確率で、こちらの意図を相手に理解してもらえるでしょう
ただし、結果はどうなるか分かりませんが…

でもこれが
「いつ何時出会って、こんなことがあって、その時こう感じて…云々 だから私はあなたが好きです!」
なんて言ったら前説が多くて伝えたいこと以前に違う印象を持たれそうです

話はシンプルに短く
これにつきるように思います

今日も店で話をする機会がありました
自分なりに工夫して話したつもりです
ちゃんと伝わっていますように