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出産レポ②の続きです。
テレビを消されて、時間はよく覚えていませんが、みんなに褒められながらいきみ続ける。
でも赤ちゃんは回旋がうまくできてないのと、頭が骨盤の一番狭いところを通れないらしく、外からもお腹を押して赤ちゃんを出すことに。
それには先生の許可がいるらしく、先生待ちになりました。
「髪の毛ふさふさなの見えてきてるよ。いまこれくらい見えてるよ。」
と手で表した大きさは1円玉くらい
「えーそれだけですか」
「すごいことだよ。看護師さんでしょ?鏡で見る?」
「いや、いいです」
なんて会話をしながらやがてDr.登場。
手にはキシロカイン。
「会陰切開するから、縫う時痛くないように麻酔打つね」
と陣痛の合間に麻酔打たれました。
痛いかもといわれましたが、大した痛みもなかったです。
そして次の陣痛がきたら切られました。
切った感触はあるけど痛くはない。
徐々に赤ちゃんの心拍が落ちてきてたので、次の陣痛が来たら赤ちゃん出すからと言われました。
もう生まれるのと心はついていかず…
2回いきんだところで、思わず「痛い」と言ってしまったら、Dr.に「弱音吐かないもう一回いきんで」と叱られました
もう一回いきんだら、「もう力抜いていいよ」とのことだったので、あー生まれるんだと感じました。
やがてどぅるんと赤ちゃんの体が出てくるのがわかりました。
8時44分、3090gの息子が生まれてきてくれました。
ふと夫の顔を見ると、泣いていて、立ち会ってよかった。二人で乗り越えた出産だったと思いました。
羊水を吸ったら赤ちゃんの産声も聞こえて、思ったよりも高く鳥みたいな産声に、夫と顔を合わせて笑いました。
早速お腹の上に連れてきてくれて、家族3人で写真撮影しました。生々しくて載せられませんが、力強く泣く血だらけの赤ちゃんとの、初めての家族写真が撮れました。
この息子が生まれた瞬間の感動は忘れられないです。なかなか子供が欲しいと思ってもできなくて、夫と何度涙を流したことか。不妊治療がうまくいかなくて、何度喧嘩したことか。
夫と私の間に生まれてきてくれてありがとう。
間違いなく、今まで生きてきた中で一番感動し、幸せを実感した日でした。
話は産後の処置に戻りますが、胎盤が出なくて、お腹をマッサージされながら胎盤娩出。
臍帯血バンクを申し込んでいたので、無事に採取できたと聞き、安心しました。
それから会陰切開の縫合。加えて裂傷もあるとのことで肛門側まで縫われました。
最後痛いって叫んだ時に裂けた気がする…
会陰切開部分は麻酔効いてるから縫われても痛くなかったけど、裂傷部分は麻酔が効いてなくて痛かったです
隣に連れてきてくれた赤ちゃんを見てなんとか気を紛らわし乗り切りました。
出血が多いらしく、じゃーじゃーと温かいものが流れ出る感触を感じ、今縫われたところから手やガーゼを突っ込まれ、悶絶しました
痛かった…
しかも小児喘息があるからと子宮収縮剤を倍量で投与できないらしく、このまま止まらなかったら子宮摘出とかなのかなーとかぼんやり考えてました。
そんなこと杞憂な考えでやがて出血は止まってくれました。
助産師さんからは破水が遅かったから、子宮がまだ妊娠してると思ってるみたいで子宮収縮せずに出血が多くなっちゃったのかなとのことでした。
出血確認のためにLDRで2時間過ごすので、その間に赤ちゃんに初乳をあげたり、写真撮影したりして過ごしました。
私のお産は、陣痛開始から約8時間で赤ちゃんが生まれてきてくれたので、出血は多量でしたが、安産といえるものでした。
夫婦二人で乗り越えた出産で、夫のサポートなくして産めなかったと思います。
深呼吸一緒にしてくれたり、腰をマッサージしてくれたり、肛門を思いっきり押してくれたり…
夫が立ち会ってくれるなら何人でも産める
痛みも人から聞いた話より全然痛くなかったです。というより陣痛に対してびびりすぎていたのと、尿意や便意、いきみたい感じの方が強すぎて痛みを感じる余裕がなかったです
どこがピークに痛いのかもわからず、まだまだ痛くなるはず…と終始思っていたら産み終えた感じでした。
それより、赤ちゃんが生まれてきてくれた瞬間の光景や産声を聞いた時の感動が忘れられなくて、あの感動を味わうために、もう二人目が欲しい…
これから出産する妊婦さんを見てはこれからあの感動を味わえるなんて羨ましいとも思います
ヤバいやつですかね…笑
これも息子が無事に生まれてきてくれたから。
夫や助産師さんのサポートがあったからなんですよね。
周りの皆さんには感謝しかありません。
小さくて脆くて、でもとても愛おしい赤ちゃんの命を守れるよう母として頑張っていきたいと思います
マイペースな更新になりますが、産後についても書いていきたいと思います