9月21日はNJKFでした!
今回は第一試合からメインイベントまで、
セコンドのお手伝いもすることなく、
NJKFをじっくり観戦していきました。
▼第1試合 NJKFフライ級 3分3R (ヒジ無し)
○EIJI (E.S.G)
TKO 1R ※ドクターストップ
●宇宙YAMATO (大和ジム)
▼第7試合 51kg契約 3分3R
〇松谷 桐(16=VALLELY/NJKFフライ級王者)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-27
●高坂侑弥(22=エイワスポーツジム/WMC日本バンタム級3位)
スピードパワー凄い!
1Rからこれでもかってほど倒しにいく。
高坂侑弥は結構なダメージを負いながらも意地を見せ、
オープンスコアを聞いてか、もう倒すしかない最終Rは逆襲する。
最終Rに逆襲されてしまった青さは見せてしまったもののこれは人気でるわ!
試合前に武尊なみに髪のセットを気にかけているプロ意識は伊達じゃない!!
▼第9試合 WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
〇波賀宙也 (28=立川KBA/WBCムエタイ日本スーパーバンタム級暫定王者)
判定3-0 ※50-47、49-47、50-47
●知花デビット (25=エイワスポーツジム/WMC日本フェザー級王者)
※波賀が正規王者に認定、初防衛に成功。
流石タイ人と結婚された波賀。
その成果もあってか(多分関係ない)とにかくワイクーが華麗だ!
ザ・ムエタイの試合でデービットを封じるが、
オープンスコアでリードされ後がなくなったデービットは吹っ切れたように飛び込んでボディブローからパンチにつなげ逆襲するが、執拗な首相撲に捕まってしまう。
Aim highの選手はみんな気持ち強いね!
▼メインイベント 58kg契約 3分3R
〇新人(あらと/29=E.S.G/WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-29
●宮崎勇樹(24=相模原Sジム/MA日本フェザー級王者)
連敗中で後がない新人くん、
序盤のポカ負けが多かったのですが、
この日は鬼気迫る表情で迎え撃つ!
序盤から左右のミドルキックを飛ばす。
宮崎勇樹はリーチ差を補うかのように素早いフットワークからインアウトでヒット&アウェイを繰り返す。
2R終了時のオープンスコアで新人君リード。
後がなくなった宮崎勇樹は勝負をかける!
新人君の被弾が増え、逆転の嫌な空気になりかけていましたが、
新人君も真っ向打ち合いで迎え撃ち、盛り上がる会場!
そのまま試合終了で他団体王者対決は新人くんの復活の勝利!
嬉しそうな新人くん。
どんなに苦しでも、格闘技の勝利って本当麻薬よね。
おめでとう!!
▼メインイベント 57.5kg契約 3分3R
〇MOMOTARO(28=OGUNI-GYM/WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●一仁(28=真樹ジムAICHI/J-NETWORKフェザー級王者)
MOMOTAROさんの必殺『パッカ~ン』のヒジでTKOの山を気付いて連勝街道驀進中だったMOMOさん。
WBCムエタイインターナショナルのベルトをKOで獲るも、
もっと注目する舞台を求め、
RISEに参戦し、
ヒジを封印してきましたが、
久しぶりのNJKFのリングでヒジ打ち解禁。
1R早々に首相撲の中の顔をロックしたままヒジ地獄で早速『パッカ~ン』いって流血させる。
やっぱりムエタイルールのMOMOTAROさんは活き活きしてます。
なすすべなしの手詰まり感の強かった一仁ですが、
流血にもひるまず最後まで前に出続けた気持ちの強さは流石ベルトを持つだけあります。
今回の大会はオープンスコアで劣勢だった選手が最後に気迫の追い上げをかける試合が多かったので、
オープンスコアがいい方向に作用したと思います。
悪い方に作用する場合は僕のように勝ち逃げに走る場合です(笑)
今回第一試合からメインまで12試合までがっつり見て思った事、
やはり長い!
17:00開始の21:00終わりは最初から最後まで集中して確かに見れないですね。
残念ながら会場はガラガラでした。
でも実際チケット自体は7割くらい売れている可能性もあります。
なぜならファイトマネーは全部チケット手売りなんで、
どうしても一般のキックファンの来場は少なく、
選手の友人・知人らの来場が多くなってしまうので、
そのお目当ての選手の試合が終われば帰ってしまうのです。
だからメインよりも中盤くらいの試合の方が会場は観客が埋まっている。
これではメインイベンターは気の毒だし、
よりレベルの高いものをお客さんにみせた方がキックのファンにもなってもらえると思うので、
試合順を変えるべきだと思いました。
前日会見で多くの選手が『KNOCKOUT』に参戦したいと口にしていたらしいですが、
選手としたら注目浴びる舞台に立ちたいと思うのは当然。
連盟として選手育成をして育った主力選手が他所のイベントだけってのは確かに面白くないかもしれませんが、
この事実を受け止めてどうすべきか、何がよいのか考えていきたいです。
僕がNJKF後楽園デビューしたのは、2005年の『真王杯』の前座でした。
前座から超満員でした。
最高でした。
勝って最高に酔えました。
皮肉な事か、幸いな事かわかりませんが、
うってかわって明日、明後日の『KNOCKOUT』、『REBELS』の後楽園ホールは連日ほぼほぼチケットソールドアウト。