5月31日の日経にこんな記事があった。
最先端科学をスポーツの世界にも応用しているとの内容である。
なかなかトレーニングの分野には応用したがらない非科学的なところが残る日本スポーツ界の現場。
競技のエネルギーの特性を理解するのはもちろん、
自分の身体を理解するのも重要。
それに合わせたトレーニングをする必要がある。
キックボクシングでいえば、
3分3R、または5Rのせいぜい10~15分程度の運動である。
フットワークは15分間絶え間なくずっと動かすのであれば心肺機能と筋持久力が必要になるし、
パンチ、キックというのは一瞬一瞬で大きなエネルギーを要する爆発力、瞬発力がいる。
つまり、両方のエネルギー系統の運動が求められる競技である。
その競技特性にもかかわらず、
長時間多量の練習が美化される。
この前も自分ところに若い選手からこんな相談が来た。(SNSのメッセージで)
スタミナがないからスタミナをつけようと1日十数キロもロードワークしているという。
キックボクサーをやめてマラソン選手になろうとしているのだろうか。
日本スポーツ界のロードワーク信仰はなかなか手ごわい。
こんな事書くと、
結果を残している偉大な○○選手は毎日○○km走っていたんですよ!?
とかの反論が聞こえてきそう。。
かくいう僕も高校生の時にキックを初めてから毎日5kmだけだが、そのロードワークをかかさなかった。
そして高校3年生の時には全校マラソン大会で2位になった。
(やっぱ1位は現役バリバリの陸上部です。3年生は部活引退しているし)
しかし50m走のタイムが1年生の頃に比べ遅くなったのだ。
ウサインボルドがフルマラソンも速いと思うか?
(普通の人よりかは早そうだけど)
僕は断言する。
2000年後のオリンピックも100走とフルマラソンの金メダル2個獲得する選手は現れない。
競技のエネルギー機構をまず理解し、
自分の弱み強みも理解した上でトレーニングを構成してみては如何であろうか。
遺伝的要素で決まっている遅筋繊維優位型でも速筋繊維優位型でもトレーニングにより、中性へとある程度は近づける事が出来る。
画一的なルーティンワークを己に課して、毎日こなす事はある程度のレベルまで引き上げてくれるだろうし、
これだけ自分はやってきたという自信になり、
それが試合でも気持ちの強さとなるかもしれない。
しかしネクストレベルを求めるのなら練習の工夫も大事や。
と、ブログを通じて返信させて頂きました
コメント
(゚∀゚*)(*゚∀゚)
ナルシスポーズ2推しですが
今度手ブラポーズもおねがいします笑
6.24がんばってください!!
- 欲しがるねぇ~
2
無題
やはり健太選手と私ではポテンシャルが違うようです。