今回参戦した『Kunlun Fight』、
中国、「東洋のハワイ」と言われる海南島のリゾート施設内の、
ホールで行われました。
大会の模様は中国へのTV中継と、世界配信もしています。
リングはめっちゃ広い!
僕は今回の試合、ある事を心に決めていました。
そしてそれを実践出来る様、SNS等でもセコンドにも宣言していました。
それは、
バッチバチの打ち合いでKOしてやる事です。
僕は去年の11月から0-2の判定負け、
12月は三者三様のドロー、
2月も0-2の判定負けと、
僅差の微妙な判定試合が続いていた。
今回は何のタイトルもかかっていないただのスーパーファイト。
ただただ自分が納得出来るスッキリとした試合やったろうでないか。
幸いKunlun Fightのとにかくアグレッシブさが好印象のルールが僕の背中を押す。
...
はずだった。。
1R、
相手は動画で見た通り、序盤からパンチもキックも声をあげながらフルスイングしてくるブルーファイター。
この若造とはキャリアが違う!
真っ向勝負やったろうでないかい!!
...との思いとは裏腹に、
打ち合うよりもしっかりと己を守る僕の肢体。
僕の長年のキャリアで養われた危険予知能力がフル稼働し始めた。
僕は序盤からプレッシャーをかけ前に出て、
相手の渾身の攻撃はガード、スウェーでかわし、
隙が出来たらローを返すという、
典型的な長期戦を見据えた削り戦法モード。。
この戦法が功を奏した...かどうか、
相手は序盤の元気がなくなっていき、
2R終盤あたりから肩で息をし、
ローも気にするしぐさを見せる。
そして最終R、
体力的には明らかに僕が有利だが、まだビックヒットに結びついていない💦
今まで以上にプレッシャーをかけ、どんどん前に詰める。
体力的にきつい相手は蹴り足をキャッチするとそのまま片足タックルや、
接近戦になると両脇差しでそのままタックルのようなクリンチを仕掛け、レフェリーの注意を受けるほど。
そしてそのまま決定的なビックヒットを与えないまま試合終了してしまった。
あっ、
やっちまった。。
判定の結果のアナウンスを待つ前に、
既に「アウェイジャッジの洗礼を浴び...」のブログ記事を考えていた。
というのも、
僕の前で中国人と試合をした松倉信太郎選手が、
相手にダメージを与え優位に試合を終えたにもかかわらず、
相手のアグレッシブ・印象の差で判定負けとなってしまった事実があるからだ。
そしたらまさかの、
2-1のスプリットデシジョンでなんとか勝ち名乗り。。
とりあえず勝ててホッとしています。
試合後映像を確認すると、
確かに僕の勝ちは間違いないが、
それよりもまぁフラストレーションの溜まる試合であったのはより確かであった。。
『掴めチャイニーズドリーム』の道はまだまだ遠い。。
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