11月26日は『M-ONE』興行で、
 
 
87キックのプロ選手、
 
 
幸輔のデビュー戦でした。
 
 
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他所でキャリアをスタートさせてから87キックに来た選手でなく、

 

 

87キックでキャリアをスタートさせプロになった生粋の87キックプロ1号選手です。

 

 

ちなみに初めて生観戦したキックが、
僕とゲーオが試合したこのM-ONEの興行だそうです。
 
 
そして同じこのM-ONEで、
同じディファ有明でデビューするのも何かの縁かもしれません。
 
 
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これからのキックボクシング人生を、
 
 
どのようにスタートさせるのか。
 
 
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期待と不安を胸に、
 
 
栄光を目指して。
 
 
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1R、デビュー戦とは思えない程、落ち着き払った出だし。
 
 
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あまり呼吸もあがってなく、
 
 
試合を楽しんでいる様子。
 
 
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しかし2R...
 
 
地獄が待っていました。
 
 
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圧力を増してきた相手に、
 
 
左ストレートをもらい3度のダウンでKO負け。
 
 
最初のダウンで勝負はついたのかもしれません。
 
 
どれほどの思いでこのリングに立ったとか、
 
 
もちろん僕は一番近くで見て来たので、
 
 
この残酷な結果に対し、
かけてあげる言葉が見つかりませんでした。
 
 
徐々に回復したのを確認してから、
 
 
僕はNJKF興行の後楽園ホールへ向かいました!
 
 
ESGから3選手が出場し、
 
 
野津君、畠山君の試合は間に合いませんでしたが、
 
 
見事勝利!!
 
 
新人君のWBCムエタイ日本タイトルマッチには間に合いました。
 
 
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新人君は最初にNJKFのベルトを獲ってから、
 
 
強豪選手との対決に負けが先行し、
 
 
思い悩めるキックボクサーであった。
(噂によると四国八十八箇所お遍路の一人旅を敢行したとかしないとか。。)
 
 
そんな新人君も今年2月に一度負けた半田選手にリベンジしてNJKF王者返り咲き!
 
 
そして今年6月に僅差で敗れた駿太選手にもリベンジしてWBCムエタイ日本王者に!
 
 
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新人君ももう立派なベテラン選手だけど、
 
 
どんどん強くなっている。
 
 
今が伸び盛り!!
 
 
地獄からのサバイバーだ。
 
 
僕も勝ったり負けたりを繰り返す凡人キックボクサー人生、
 
 
負けた絶望感も、
 
 
乗り越えて掴む勝利の喜びも、
 
 
両方知っている。
 
 
格闘技を続けるとういう事は、
 
 
いかに生きていくかという、
 
 
哲学をすること。
 
 
勝者と敗者はどの世界にも存在するけど、
スポーツ・格闘技ほど両者の鮮やかなコントラストはないと思う。
 
 
だから格闘技ファンは惹きつけられるのかもしれない。
 
 
人の栄光と挫折を同時に、
これほどハッキリと単純なまでに見れるんですから。