今回の対戦相手のテーパブット・シッオブン。
ご覧の通り、3階級下のムエタイ戦士。
ナメやがって。。
って感情は全く起きない。
だって、
映像見る限り、
めっちゃうまいんだもん!笑
ファイトマネー10万バーツ選手とか。
僕の作戦はその体格差を活かし、
1Rから積極的に攻めて疲れさせもう嫌だって試合をなげさせる作戦!
しかし、
巧みな左右の前蹴りで突き放され続け、
左ミドルを腕にもらい続けてしまいます。
前蹴りキャッチからのパンチは僕の得意パターンなのですが、
タイ人って本当バランスがいいです!
片足状態でも足にぐっと力が入っていて、なかなか深く入れられる距離で打てません。
タイミングよく左ミドル打つので腕にうけてしまいますが、
僕もなるべくボディまでリターンします。
左ミドルにパンチを合わせようとしますが、やはり遠い。。
が、2Rやっと一発左ミドルに左フックを合わせてタイミングでダウンを奪いました。
左ミドルに左フックを合わせるのはセオリーでもあり、もちろん狙ってました。
このダウンポイントに全て救われました。
その後も詰めてパンチを狙っても返しの早い左脚に拒まれ続けます。
相手の蹴り足をキャッチして軸脚を刈ろうとしても、ロープを巧みに使って蹴る瞬間に押し返されてスリップさせられる。
左ミドルと思ってカットすれば反対の軸脚を刈られる。
前蹴りを連打し、
前蹴りと同じ起動でステップインしてヒザ、ヒジ。
うまい!!
やられながらも相手の卓越したムエタイテクに感嘆してしまいます。
う~む。。
僕はムエタイも日本のキックボクシングルールの判定も理解しているつもりなので、わかります。
タイなら完敗ですわ。
あのダウンはダウンでないでしょう。
でもここは日本!
パンチが顔に当たって倒れればダウンで2ポイントとるし、
スリップは得点にならないし、
ダメージを一番にとる。
腕にダメージを受けましたが、
ボディブローや奥脚のローキックは相手も嫌がっていました。
なので試合は支配されていましたが、
ダウンのポイントの差だけの勝利。
とりあえず勝利を受け入れています(笑)
ナルシスポーズ1。
ナルシスポーズ2。
その後は竹ノ塚へ帰り、『竹の塚六丁目酒場 おお乃』さんで祝勝会をして頂きました。
いつも応援ありがとうございます。
セコンドも第一試合から最後の僕の試合までオープンラストでサポートありがとうございました。
対戦相手のテーパプット選手、
僕に素晴らしいムエタイテクを体感させて下さり、
ご教授して下さりありがとうごとうございました!!
今までタイ人とは9試合していますが、
今までで一番うまい選手でした!
今回は珍しく久しぶりに全身ボロボロですぐ練習出来なそうですが、
早く身体が覚えているうちに練習したいです!!
改善の余地はいくらでもある!
まだまだ強くなれる!
だから楽しい!
今回もたくさんの激励賞ありがとうございました。
健太会様
STEP様
善林政行様
松延晃様
松阪牛 三重 様
株式会社 基工業 代表取締役 太田基裕 様
トランクスの協賛もありがとうございました!
【トランクススポンサー】
※e-fight様、バウレビ様より画像拝借しました。