こんなブログタイトルを見て、
 
 
当たり前な事を何言っとるねん!?
 
 
って思うかもしれませんが、
 
 
我々階級制のアスリートにとって、
 
 
計量日が近づくと体重を気にするあまり、水分補給を控えてしまう選手が実に多いのです。
 
 
気持ちはわかります。
 
 
だって水分コップ1杯180cc飲めば、一時的には間違いなく体重計に乗ると180g増えている訳ですから。
 
 
せっかく練習して減らした体重を戻したくない。
 
 
だから季節外れのサウナスーツを着てロードワークへ行ったり、
 
 
計量1週間以上前からサウナへ行って汗出ししていました。
 
 
でもその減った内訳って汗なんで、十分な水分補給をしないとそのツケは必ず回ってきます。
 
 
ここで、また大学時代に学んだコピペのスキルを活用させて頂きます。
 
 

水分損失率(対水分)と現れる脱水諸症状の関係

水分損失率症状例
1%大量の汗、喉の渇き
2%強い乾き、めまい、吐き気、ぼんやりする、重苦しい、食欲減退、血液濃縮、尿量減少、血液濃度上昇
3%を超えると、汗が出なくなる
4%全身脱力感、動きの鈍り、皮膚の紅潮化、いらいらする、疲労および嗜眠、感情鈍麻、吐き気、感情の不安定(精神不安定)、無関心
6%手足のふるえ、ふらつき、熱性抑鬱症、混迷、頭痛、熱性こんぱい、体温上昇、脈拍・呼吸の上昇
8%幻覚・呼吸困難、めまい、チアノーゼ、言語不明瞭、疲労困憊、精神錯乱
10~12%筋痙攣、ロンベルグ徴候(閉眼で平衡失調)、失神、舌の膨張、譫妄および興奮状態、不眠、循環不全、血液および血液減少、腎機能不全
15~17%皮膚がしなびてくる、飲み込み困難(嚥下不能)、目の前が暗くなる、目がくぼむ、排尿痛、聴力損失、皮膚の感覚鈍化、舌がしびれる、眼瞼硬直
18%皮膚のひび割れ、尿生成の停止
20%

生命の危機、死亡

 

※出典:水分損失率と現れる脱水諸症状の関係、日本体育協会、スポーツと栄養、108ページ、表7

 
レポート、論文で引用する場合は引用元を記載するのがルールと習いました。
 
 
ネットからの情報も信用できませんので、みなさんネットに書いてある事を鵜呑みにしないで下さい。
 
 
情報まとめサイトの記事が出鱈目であった事で運営企業が謝罪したニュースは記憶に新しいと思います。
 
 
もちろん、僕のブログもです(笑)
 
 
何ら専門的な学位や資格を持った訳ではありません、ただ自身の経験則でブログを書いていますので悪しからず。
 
みなさん、情報リテラシーを身につけましょう!
 
 
でも事象は机上で起こっているのではない!
減量している選手の身体で起こっている!
 
 
話しがそれました。
話題を戻します。
 
 
上記の症状が出る、又は出る恐れの中での練習ですから、
 
 
当然動けたもんじゃなかったのですが、鞭打って練習していました。
 
 
まぁ練習と言っても試合の為の練習とは程遠く、ただただ体重を落とす為の練習になっていたと思います。
 
 
でもそれが減量というものだと思っていました。
 
 
水分を控える辛さはご飯を我慢する辛さの比じゃありません。
 
 
昔は食べてないからこんなに辛くて動けないと思ってましたが、
 
 
以外とそんなに食べてなくても動けるもんです。
 
 
トレーニング量が少なければですが。
 
 
今考えると昔は脱水症状の中で練習していたのですね。
 
 
今では計量18~10時間前くらい前では水分補給をしています。
 
 
なので試合前でも元気モリモリでトレーニング出来て、
 
 
試合の為の練習をしています。
 
 
計量6日前の今日もバリバリミット打ちして来ました。
 
 
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こんな涼しい恰好でトレーニングしても汗だくですし、
 
 
もちろんゴクゴク水を飲んでいます。
 
 
ウエイトトレーニングも扱う重量もいつもとかわりませんでした。
 
 
これから極端にご飯は抜きますが、
 
 
水は普通に飲みます。
 
 
僕は汗で失うミネラル豊富な超硬水、且つ天然炭酸水で硬水特有の飲み難さがない〝ベラフォンタニス”を飲んでいます。
 
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水分を口にする恐怖から飲む勇気。

 

 

万人に最適な減量法もないと思っています。



ただ自分に合った減量法を見つけるには勉強し自らが検体となり思考錯誤する経験が必要だと思います。

 

 

最後に、ストレス・身体的負担が最小限で且つ最大限のパフォーマンスを可能にする自分に合った減量法を見つけられる事を祈っています。

 

 

それに少しでも自分が役に立てたのなら幸いでございます。

 

 

 

 
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