去年あたりから減量法を変えました。


昨年末のダニロ戦、


減量期間はわずか4日。


でもこの仕上がり。


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試合映像を見てないので肝心の動きはなんとも言えませんが、


ダニロ選手に勝ったんだから悪いはずないでしょうし、


アップの時点で動きの良さを実感しました。


なぜ、たった4日で減量出来たのか?


たったの4kgしか減量していないからです。


というか計量当日にサウナで3kg落としたので、


実質1kgだけの減量だからです。


3日で1kgだったら余裕でしょう。


という事は普段から上記の画像のような身体に近い状態を維持しているのです。


減量期間4日とも言えますし、ずっと減量期のような節制をしているとも言えますね。


以前は試合後は暴飲暴食し、


OFF期には好きなものをモリモリ食べていました。


通常時の体重はだいたいリミット体重から8kg前後くらい。


そして1ヵ月前ぐらいから節制した食事に入り、


最後の3kg程は水分で一気に落とす。


結構辛いですが、回りの選手はもっと辛そうですし、


楽な方だと思っていました。


ただ1ヵ月に渡る節制生活だと、それはそれはストレスです。


日々元気がなくなり、パワーがなくなり、やせ細る自分に、


試合が近づくにつれ弱くなっていく自分を感じていました。


試合のための練習はなく、体重を落とすための練習となってしまったようなことも多々ありました。


そして計量が終わると試合という仕事の8割方終えたように錯覚し、



試合を終えればそのストレスの解放で暴飲暴食に走ったのであります。


ご存知の通り、短期間に急激に増えた体重の内訳は体脂肪です。


多くの選手が試合後、見事なリバウンドに成功しています。


苦しい減量する → 試合前は減量のための練習になりがち → ストレスの反動で試合後の暴食でリバウンド → 短期間のリバウンドでつくのは脂肪 → 次回はさらに苦しい減量が必要となる → 次第に試合が辛くなる → 試合へのモチベーションの低下

という悪循環に陥ってしまっていると仮定しました。

なので僕はプロとしてこう改めた。


ずっと節制した食事 → 苦しい減量がない→ 試合のためのいい練習ができる → 試合への心身のストレスがない → すぐ次の試合へとモチベーションが高い状態でいられる。

これがここ最近の僕のハイペース&連勝を生んでいるのかもしれません。

SNS等では結構僕の飲みの姿も見かけるかと思いますが、


僕は飲みに行っても今はせいぜい週に1,2回です。


僕は楽しく飲みたいし、気にしている奴がいると一緒に飲んでいる方にも気を遣わせてしまいますし、飲みの席では確かに一切気を使いません。


ですが1週間に21食の食事で僕が不摂生しているのは21分の1,2回に過ぎないのです。

間食を含めれば分母はもっと大きくなりますね。


僕は間食を含め、かなり節制した食事をしています。

ジャンクなものは一切食べませんし、常に食事の3代栄養素のバランスを注意しています。


だから今では以前よりも結構試合前でも普通に飲んでいます。


いいチーティングになってストレスも溜まりませんから。


そもそも格闘家は何のための減量か。


2つの要素があります。

1:物理的に重量のある方が強い


2:同じ重量ならば骨格と筋肉の割合の多い方が一般的に有利


今は前日計量が主流なので、1日あれば何kgも戻せます。


そしてなるべく脂肪を削ぎ落とし、骨格だけで戦ったほうが強そうなのは想像つくでしょう。

もちろんパランスはありますが。。


だから選手は本来の骨格以下の階級の選手となり、過酷な減量をして骨格以下の規定体重に落として計量をクリアし、試合当日は本来の骨格で闘うのです。

ですが先程も述べた通り、急激な体重増加は体脂肪。筋肉ではない。

だったら試合後も暴食して体重を増やすことなく、絶えずきちっとした食事とトレーニングした方が賢明でしょう。

たまに試合から何kg増えたかと武勇伝のように自慢げに語る選手もいますが、

自己管理できない格闘家だと言いふらしているようなものです。

上記の通り、格闘家と一般の方のダイエットは全くアプローチが異なります。

過酷な減量を成功しているからといって、栄養学の知識を持ち合わせている選手は少ないので、
あまり一般の人は選手の意見を鵜呑みにしない方がいいいでしょう。

かといって、専門家や成果を上げている人の意見を参考にするのはいいですが、鵜呑みにするのもやはりよくありません。

なぜなら体内の化学反応は不思議なもので、

3大栄養素のバランスのいい700キロカロリーの食事をしたとしましょう。

同じものを食べても、太る人もいれば、痩せる人もいて、筋肉がつく人もいるのです。

この個人差が大きいので、一般論を踏まえた上で思考錯誤し、自身に適した減量法を見つける必要があるのです。


キックボクサーでナルシストでトレーニング愛好家である僕は、格闘家も一般の方も、人に合わせサポート致します。


是非ご相談下さい!!


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コメント

1 ■楽しみ二倍❢

野口くんの試合、楽しみにしてます❢
そして健太さんの采配、セコンドも楽しみにしてますよ♪
頑張って❢❢