先日、クライエントさんからお話を聞かせて貰う中で、とても大切な事に気付かせて貰いました。

相談に来られる方の認知の歪み。

私はこれまで。「〇〇だから△△に違いない」といった決めつけに対し、「ほんまにそうなのかな❓」と。

気付きを得て欲しくて。そんな言葉を投げかけていました。


しかしそのクライエントさんから。

今ならその考えが間違いだと分かる。そうした決めつけには根拠がない事も分かる。

だけどそうした自分の考え方が悪いから、お前はしんどいのだ。結局、悪いのは自分だと言われているようで、しんどかった。

しかし病院に行って診察とカウンセリングを受けること。これが自分に出来る唯一の事だったから。

どんなに苦しくても、ずっと頑張ってきたのだと。

そんな苦しい胸のうちを聞かせて貰いました。


ただ認知の歪みを正せば楽になれる訳じゃない。

決めつけることで、どうにかこうにか、保たれている心のバランスもあるのだ。

認知に歪みがある事もしんどいが、それを是正する事もしんどいのだ。


カウンセラーは、こうしたクライエントさんの葛藤に寄り添う事が先決だって。彼女は気付かせてくれた。

私はクライエントさんから、本当に沢山の事を教えて貰っている。

彼女にはホンマに感謝ですキラキラ