カウンセラーとして色々お話を聞かせて貰う中で。力を振り絞るように、これまでの傷付きエピソードを聞かせて貰う事はよくあります。
傷付いた気持ちに向き合うのは、その時の記憶がよみがえり、とてもしんどい作業である上に、相談に来られる方は「私なんて…」と自分の気持ちは二の次にされる方も多いため。傷付いた気持ちはますます置き去りにされがちです
なので私は。まずは話をしてくださった事。その勇気を強く支持したいと思っています。そしてこれが現状から前に進む大きな一歩である事を伝えるようにしています。
向き合うのは苦しいけれど。傷付いた自分を否定したり過小評価するんじゃなくて。大事にいたわる。
これがとても大事だと思うのです
自分の気持ちを大事にした先に。傷付けてきた人にこの気持ちを分かって貰おうとアクションを起こそうと思うかもしれません。
それで向こうからの謝罪があれば「めでたしめでたし」なのですが…。残念ながら、更に傷付きが深まる場合も珍しくありません
だけどそんな時でも。アクションを起こした自分の勇気を褒めて、その傷付きをしっかりいたわる。
これを忘れないで欲しいのです。
自分をいたわる事さえ手放さなければ。
必ずこれらの経験が、相手も自分自身も思いやれる強さを備えた、更なるステキ人物へと。あなたを成長させてくれます
自分を成長させてくれた傷付き体験にさえ感謝の気持ちが芽生えてくるかもしれません。
だけどここまでの道のりを、1人で完走するのはぶっちゃけ大変です
だから伴走者としてカウンセラーが居るのです。
誰かを頼る事は恥ではありませんよ。
カウンセラーも上手く使って。
自分をいたわる練習を共にしていきましょう