2012年に初めて世に出された渡辺和子さんのベストセラー書、「置かれた場所で咲きなさい」。私はつい先日、手にして読む機会を得ました。


「置かれた場所で咲きなさい」

どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない時、そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。(本文より抜粋)


渡辺和子さんはノートルダム清心女子大学の学園長、理事長を務められた、敬虔なクリスチャンです。

この為、どんな経験も神様のお導きと考える考え方が随所に出てきます。

クリスチャンではない人間には、共感出来ない部分もあるかと思います。

しかしそこを差し引いても、優しく語りかけてくださる、心に響く言葉の数々。

カラカラの壌土に水が染み込んでいく。そんな気持ちにさせてくれる本でした。


現状が上手くいかない。納得出来ない。

ちょっと疲れたなと思っておられる方へ。

オススメの一冊ですよクローバー