あなたが「相手を思って」「相手に理解して欲しくて」発した言葉の数々は、相手に分かって欲しい一心で、一生懸命に話された言葉だったと思います。
しかし実際はこちらの思い程、相手には伝わっていないなぁ〜と感じる事もしばしばですよね
だから分かって貰えるまで。
頑張って話そうとし過ぎていませんか❓
たとえそれが正しくて。相手のためを思って発した言葉であったとしても…。
同じ話を何度も聞かされる方は「またかよ…」って
聞く耳持たずの状態かもしれません
そんな時は「北風と太陽」*です。
北風は旅人のコートを脱がそうと、「これでもか❗」と風を強めていきましたが、旅人は、風が強くなる程、コートが飛ばされないよう手でしっかりと押さえていましたよね。
相手はこんな状態です。
言えば言う程、強く耳を塞いじゃう
これじゃ、逆効果ですよね
相手がこちらの話に耳を傾けてくれる為には「北風」ばかりじゃ伝わらない。
その事に気付けただけでも、まずは一歩前進です
その上で。
「北風」作戦(相手への指摘)の中止のみで、その人との関係に見切りをつけるのか。
新たな「太陽」作戦(相手を受容する)を考えて、その人との関係構築を図ろうとするのか。
それはまた、別問題です。
「受容なんて到底無理だ」というケースもあると思うのです。
それは、あなたの置かれている状況や、相手との関係性によっても、変化していきます。
だからそこに「ねばならぬ」という答えなんて、ありませんからね
※「北風と太陽」
厳しい態度で人を動かそうとしても人は動かないが、 暖かく優しい態度で接すれば人は自ら能動的に動いてくれるという教訓を含んだイソップ寓話。