両親がサ高住(介護サービス付高齢者住宅)に入居後は、父は糖尿病、母は認知症の投薬治療のため、2週間に1度のペースで連携病院に通院していました。

そんな生活が始まって半年も経たない頃の事です。父の受けた血液検査のPSA数値が異常に高く(つまり前立腺がんの疑いアリ)、更に大きな病院への受診を勧められました。


そこで父と2人。紹介状に書かれた病院を受診し、長い長い待ち時間といくつかの検査を経て…あせる

後日、父は前立腺がんと診断されました。


父は前立腺がん治療として。ホルモン療法(皮下注射。男性ホルモンの働きを抑える事で、がんの増殖を抑制する効果が期待される治療法)を選択し、1ヶ月に1回(途中で3ヶ月に1回の薬に変更)、ホルモン注射を受ける為、定期的に病院受診をする生活が始まりました。


幸い父にはがんと診断されても(後に新たに見つかる大腸がん、肺がんについても❗)自覚症状は無く。むしろ通院の日は、お昼ご飯に病院併設のレストランとはいえ、自分の食べたいメニューを選んで食べれると。受診を楽しみにしている節もありました爆笑


母とは二人でランチに出掛ける機会も多かったのですが、今になって考えると、父と二人でランチって。あの通院の日々だけだったな…って。


診察を待つ時間も長かったし、途中でセカンド・オピニオンを受け、更に大きな病院に転院もしたし。大変な事も色々ありましたが…。父とのあの時間は、母を介さず父の素顔に触れる事が出来た、貴重な時間だったなぁ〜って照れ

今から思うと、しみじみ感じますクローバー


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