先日、スクールカウンセラーとして勤務している学校での事です。

話を聞かせて貰った際に私が発した言葉が、えらく極端に解釈され、結果的に相手を更に混乱させてしまった…という事態が発生してしまいましたショボーン


その時には既に勤務時間を大幅に過ぎていましたがスクールカウンセラーは週一という勤務形態。とても来週まで引き伸ばしに出来ない事案でした。

凄く大事な機会だったのに、私は心の片隅で子ども達の夕飯を気にしながら、話を聞いてしまっていたんだと思いますショボーン


つまり、丁寧さに欠けていた。

ロジャース*の言う、相手の視点に立って、相手の気持ちに共感して理解しようとする「共感的理解」が不十分だった。

だから、そういう解釈をしてしまうかもしれないという可能性を予見出来なかった。

週一勤務だから、すぐにフォロー出来ないというのに…えーん


私は勤務時間を超過して話を聞いていたけれど、相手だってその時間を私とのカウンセリングに割いてくれていた。

学校でのカウンセリングであれば個人の費用負担は無いけれど、通常のカウンセリングであれば、費用負担だってある❗

カウンセラーは、そこを忘れちゃいけない。


そんな事を痛感しながら、本日は病院勤務ですクローバー


*カール・ロジャーズ

アメリカの心理療法家。「来談者中心療法」を提唱した人。「共感的理解」は「傾聴」の為に必要な3つの構成要素の1つ。