本日のお題は「承認欲求」です。
皆さんは人から認められたと感じると、嬉しいですよね
マズロー(アメリカの心理学者)によると、人には5段階の欲求があり、順に生理的欲求・安全欲求・所属欲求・承認欲求・自己実現欲求と続いていきます。つまり「承認欲求」は最終段階の「自己実現欲求」へと繋がる大事な欲求と捉えていました。
ところがアドラーは、この「承認欲求」をバッサリ否定
人から承認されることを願うあまり、その人の「こんな人であってほしい」という期待をなぞって生きていくことになる。つまり、ほんとうの自分を捨てて、他者の人生を生きることになるとアドラーは考えたのです。
相手が認めてくれるかどうかは、相手の問題であって、自分でどうにかできるものではない(「課題の分離」に通じます)。自分の意思ではどうにもならないことをクヨクヨ思い悩むな、というのがアドラー流。
そんな不自由な生き方をするくらいなら「嫌われる勇気」を持とうよ❗という訳です。
ヴーン。言いたい事は分かる。
でもやっぱり人の評価は気になるし、嫌われる勇気って、言うほど簡単に持てないですよね
ならば「承認欲求」が満たされて充足感を感じている時はマズローで。「承認欲求」に縛られて苦しくなってきたらアドラーで。
そんな自分都合の解釈で良いんちゃう❓…なぁんて。私は思っちゃいますケドネ
〈「課題の分離」に関する記事はこちら〉