先日、私がスタッフをしている、摂食障害の自助グループで、学習会が開催されました。
今回は回復途上にあるご本人さんの体験談でした。
過食嘔吐の症状以外にも鬱やパニック障害を抱えながら病気と向き合って、自分なりの生き方を模索し続けている彼女。
彼女の言葉は本当に重みがあって、話を聞きに来られていた皆さん(摂食障害のお子さんが居られるご家族さんやご本人さん)が、彼女の生き方に沢山の勇気と感動を貰いました
彼女が話してくれた「大切なこと」は本当に本当に沢山ありましたが、今日はその中の1つを紹介したいと思います。
「人と比べるより、自分と比べてみよう」
「昨日の私と今日の私」「1年前の私と今の私」
「急がば回れ」です。
人より遅くてもいい。
今も葛藤はあって、いつも前向きな訳じゃない。
それでも「自分の心と身体の声」に耳を傾けて、自分のペースで歩んでいきたい。
病と戦う中で確実に得てきた、強さとしなやかさを持って、自分のオリジナルな人生を歩もうとしている彼女は本当に立派でした
今の彼女だからこそ話せる貴重なお話。
学習会で話をしてくれて、本当にありがとう