私は大阪にある「あゆみの会」という摂食障害の自助グループで、スタッフとして四半世紀以上活動を続けています。
「あゆみの会」は、自助グループと言いつつも、会として独り立ちするにはほど遠く、これまでは会の活動場所として、無償で場所を提供してくれていた病院の理解があってこそ、成り立つような会でした。
ところがコロナ禍でその病院が使えなくなり、会は危機的な状況に置かれました
私は、いつの日か、常設の居場所を作りたい…。
そんな思いで、活動を続けてきました。
のびの会(神奈川)、SEED京都(京都)、あかりプロジェクト(石川)、リボンの会(愛媛)などなど。摂食障害の自助グループは全国にあり、多くの自助グループが作業所を開設して、常設の居場所作りと社会参加の場作りを実現しておられます。
皆さん本当に、素晴らしいです
しかしあゆみの会の現状は、常設どころか、月1回の会合を続けていくのが精一杯
それも会の活動を助けてくれる世話人(家族会員の有志)の皆さんの助けと、会の活動を手伝ってくれる他のスタッフさんの働きがあってこそなのです
会の創設者の生野照子先生が亡くなられた事も、大きなダメージでした。
私は生野先生に泣き事を言いたいです。
先生に「いーちゃん」って呼んで欲しいです。
コロナが長引く中、私の力不足を痛感しつつも、それでも❗来月には3年ぶりの対面学習会を開催します(コロナ禍ではオンライン配信でした)
講師は、臨床経験豊富な、元関西医科大学心療内科教授の福永幹彦先生です。
密は避けねばなりませんが、それでも、たくさんの方に来て欲しいと思います
沢山の事は出来ないけれど、私が出来る範囲で。
摂食障害を抱えながら繋がりを求めている人、そしてその家族の方にとって、あゆみの会が必要とされている限り、何とか継続していきたい。
生野先生が作った会を終わらせたくない。
そんなふうに思うのです。
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