これまで、母がアルツハイマー型認知症と診断され、要介護認定を受けた事。週1回のデイサービスを開始した事について、お話してきました。
これに加えて週1回、私は「仕事終わりに実家に行って一泊。翌朝は実家から職場に向かい、仕事終わりに自宅へ帰る」という生活を始めました。
父の家事の負担を減らす事。父と母、お互いに不満がたまってきていたので、各々から話を聞いてガス抜きをする為です
我が家は下の子が丁度小学生となり、送迎の必要が無くなった事。放課後は学童保育を利用すれば帰宅は5時過ぎとなる為、その日だけ夫に定時で帰宅して貰えたら何とかなる❗と算段しました。
夫、子ども達からも了承を得て、いざ開始です
ところが実際は、子ども達に手を焼いて(我が子は相場より手がかかる)、夫一人で家事と育児をこなすのは想像以上にキツかった事。毎週の定時退勤で、夫の仕事が立ち行かなくなった事。更に、ますますお掃除がおろそかになる実家での寝泊まりは、潔癖の気のある私には耐えられなくなってきた事などが重なり、この生活はわずか4ヶ月でギブアップとなりました
それ以降は、元々母の事で平日1日、仕事オフの日を確保していましたので、その日に実家へ行って家事と愚痴聞き。これに加えて2週に1回、休日に夫と子どもを連れて実家におもむき、夫と二人で実家のお掃除…というサポートのみに変更させて貰いました。
今から思えば、お泊りを抜きにしても、だいぶ無理をしていたんだと思います
今、その生活をしろと言われたら、「無理」と即答しそうです
子育てと介護のダブルケア問題。
高齢出産と高齢化社会が進めば、これから、ますます、深刻になっていく問題だと思います
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