筑波大学の落合良行先生によると、対人関係で感じる孤独感は、以下の四段階をたどるそうです。
第一段階
みんなとは分かり合えると思っており、孤独感を感じていない状態。
第二段階
人との分かり合えない体験より、孤独感を感じてしまった状態。
しかし相手に自分を分かって欲しいという気持ちが強すぎて、相手の状況などを思いやる余裕は持てていない。
第三段階
元々違う人間なので分かり合えなくても当たり前と、分かり合う事を諦めている状態。傷つく事を恐れ、自ら孤独を選んでいる状態。
だけど内心では分かり合いたいと思っている。
第四段階
個別性を理解しつつも、分かり合おうと努力をする。そして、分かり合える部分がある事を喜び合える状態。
より深みのある人間関係の構築が可能となる。
いかがですか❓
自分は今、どの段階なのかが分かると、次に起こりうる危機に備えられるし、今の危機を乗り越えるヒントが得られると思うのです。
分かり合えると思っていた人との分かり合えなかった経験。
これは何度経験しても、傷付きますね
何かの勘違いかもしれないと考え、相手の本意を確かめたくなる。
真面目な人ほど、そうなるでしょう。
しかし、それでも分かり合えない場合や更に傷付けられたという場合は、「分かり合えると思っていた」考えを一度、手放してみませんか❓
手放した先は、孤独だけではありません。
手放す苦しみを知っている人達と、更に深く分かり合える。そんな自分が待っています
それに副産物的に、手放したからこそ、相手の事情が見えてくる…なんて事もあると思うのです
分かり合えない事。そしてそれを認めて手放す事。ぶっちゃけ、どっちもしんどいです
だからそんな時は、傷付いた自分をいたわってあげながら、ゆっくり、前に進んでいけると良いですね