子育て中のママさんのカウンセリングをしていると、子どもがグズった時にイライラして、キツく当たってしまう。子どもに申し訳なく思う。そんな悩みをよく聞きます。
子どもという生き物は(幼児期のお子さんは特に❗)、先の見通しより、「今」の快を求めて生きています。だから親からすると「今はそれじゃない」とイライラする事が多くて当然なのです。
「こんな事で腹が立った」とパートナーやママ友に話が出来て、それでスッキリ出来ればOKです
心配なのは、子どもにキツく当たってしまった時に、ご自身の幼少時の、母親にキツく当たられた記憶がよみ返り、余計に苦しくなってしまう方です。それもかなり多く見受けられます
子育ての見本は、自身の母子関係でしか分からず、フラッシュバックし易い状況にあるという事も関係していると思います
「思い当たる」という方は特に❗ちゃんとした母親になろうと、あまり思い詰めないでください。
母親になったからと言って、急に子育てのプロフェッショナルになれる訳ではありません。
母親だって人間です。
イライラする事も落ち込む事もあって当然です❗
「子どもにキツく当たり過ぎたなぁ〜」という時は、自分を責める時ではなくて、自分をいたわる時
「あなたはもう、十二分に頑張っています」
「しんどい時はぐうたらしても良いんだ」「誰かに頼って助けて貰えば良いんだ」というお見本を、子どもに見せれば良いんです
これだって、立派な育児だと思いませんか❓