大学生時代、アダルトチルドレンという言葉を初めて聞きました。
アダルトチルドレンとは…
親の期待にこたえるために、頑張ってきた子ども
親のカウンセラー役となり、親をなぐさめてきた子どもなど
機能不全の家族の中で、幼少時代を子どもらしく過ごせないまま、大人になった人を指す言葉です。
私は物心ついた頃から、母の両親や夫（私にとっては祖父母と父）の愚痴を聞かされ続けていたので、まさにアダルトチルドレンでした。
母の愚痴を聞くのがしんどい時もありました。でもそれを母に言うと、「私一人が我慢しなくてはいけないのか」と返ってくるので、聞くしかありませんでした
20歳を過ぎた頃。母の生い立ちを考えれば、そう考えるのも仕方が無いのかもしれない。この人には吐き出す場所が必要なのだろうと考えるようになりました。
母はよく「私には娘が居て良かった」と言っていました。「そう❓」と母に返答しつつ、心の中では「そりゃーあなたにとっては、そうでしょう」と思っていました。
母からの精神的な自立。その頃より、母の愚痴を聞くのも、以前ほどしんどくなくなりました。
この幼少時の体験があるから、カウンセラーとしての私が居てる。今はそう思っています。
無駄な事は何もない
今となっては、父が亡くなった事も、祖父母が亡くなった事さえ怪しい母からは、もうその手の愚痴は聞けなくなってしまいましたけどね