先日、片足だけ手の部分が欠けているハトを見かけました。心なしか、からだも他のハトより痩せている気がして。

「どうしたんだ❓」「何があったんだ❓」

「かわいそうに…」と思いました。


でもそう思った瞬間に。

「かわいそう❓」「あのハトは自分の事をかわいそうだと思っているのか❓」

今の自分をそのまま受け入れて、手のある片足でしっかり大地を踏みしめて立っているじゃないか。歩くのは少々不自由そうだが、真っ直ぐ前を見て、生きているじゃないか。


「かわいそう」と思う事。それ自体がもの凄くハトに対して失礼じゃないのかと。

ハトを観察しながら、そんな事を自問自答しました。


心や体にハンディキャップを持つ人達。

苦しい境遇や大変な境遇におかれている人達。

その人達がヘルプを求めてきたら。私は私に出来ることをしたい。

だけど「かわいそう」や「気の毒」とこちらの感情を一方的にぶつける事は優しさとは違う。それは傲慢だ。


大事な事を気付かせてくれたハトさんに、感謝です🍀