子供にとって好き嫌いはそう簡単にはなおせないと思います。いまや様々な情報が溢れておりますが、自分が考えた対策をいくつかご紹介したいと思います。

・少し多めに盛っておく
きらいな食べ物を食べる食べないの交渉の中で、「じゃあ、半分だけ。」「2つだけ」といった妥協点を探る展開になることがあります。それを見越して、はじめから多めにする、というテクニックです。こちらサイドとしては、例えば「半分だけ」という妥協点に着地したとて、実質的には摂取させたい量を食させることができます。ただ、これは毎回行うと残し癖がついてしまうので、ここぞという時にかますのが良いかと思います。

・小さめの器に盛る
これは元々、前日のおかずの残りを嫌がられた際に思いつきました。小さな皿に盛ることで「いやいや、メインじゃないのですよ。付きだし程度ですよ。」というバイブスを漂わせるのです。先日はブリを細かく切って、ほうれん草のおひたしを盛るような小さな器にギチギチに詰めました。「食べたくない」と言われても、「まあちょっとだけだから、頑張りな」というカウンターも準備できます。

・ちょっと塩をかける
これは野菜系ですが、ちょっとだけ塩をかければ大体のものは美味しくなると思います。「ドレッシングでも良いのでは?」とも思われるかもしれませんが、塩には優れる点があります。それは、「ヴィジュアル的には変わらない」という点です。ドレッシングだと、明確に「かけてるとき/かけてないとき」がわかってしまいます。しかし、塩であればヴィジュアルに変化がないので徐々にフェードアウトもしやすいと思います。

・なりたい自分に関連付ける
これは前の記事と矛盾してしまうのですが、適当に食べることのメリットを子供の関心事にこじつける、というテクニックです。例えば、自分の子供は「髪が伸びてほしい」と常より言っていたので、「これ食べたくない」と言われるとたまに「それ食べると髪になるよ」と吹聴しています。

こんな感じですが、1つでも役に立てば光栄です。栄養士でも何でもないので無責任なことは言えませんが、少々偏食あったところでどうってことはないかと思います。友人にもちょいちょいいます。野菜をほぼ食べない、とか笑。本人は至って元気です。まあ、それはちょっと極端か。。