新入社員の人にとって、会社の上層部についてまずは「社長はすごく偉い人」「部長は偉い人」といった認識だと思います。もう少し具体的に言うと、「会社への貢献度が高い事が評価された、もしくは、資質を期待された事で抜擢された方々」という感じです。
少し違う観点で表現すると、「決定権があるとともに責任の範囲が広い方々」となります。つまりは、管轄部門や部下のアクションに対する最終的な決定権を持ち、責任も負っているということです。また、決定権があるというのは、会社や管轄部門の目標や方針を決める事ができる、という事でもあります。

このように噛み砕いていくと、会社の役職は「役割分担のためにある」と捉えることができるかと思います。目標や方針の大枠を上層部が決め、それを達成するために各部門、担当者が具体的なアクションに落とし込む、という流れが出来上がります。

例えば、これは完全な想像ですがプリキュアができるときも以下のような感じだったのではないでしょうか?

社長「業績を前年比○○%アップを目標とする!」
役員「子供向け番組のシェアアップを主軸とせよ!」
事業部長「低年齢向けアニメでシェアを○%かくとくせよ!」
部長「セーラームーンとか強力なライバルがいない、変身モノで開拓しよう!」
課長「ストーリーとキャラデザインは○○社に頼もう!」
係長「○○社と交渉してきます!」

上意下達、ブレイクダウンがうまくいっている会社はこんな感じだと思います。一方で、いずれかの階層に責任や決定権が偏っていると、案件が滞ってしまうと思います。特に役職者は自分と前後の階層の役割を意識することが重要だと思います。これを意識することで、今の自分が何をどこまでやるべきか、昇格とはなんぞや、というのがわかってきます。

それにしても、プリキュアはすごいです。まず、番組改編が2月なのですが、これはたぶん、幼稚園生とかが小学校に進級するに伴ってプリキュアを卒業する前に新しいシリーズで引き留めるためでは?と推測しています。そして、おもちゃ。子供とプリキュアを見ているとキャラクターも覚えてくるのですが、ある日、CMで見知らぬキャラクターが、、、。そのキャラクターの武器のおもちゃのCMなのですがどう考えても記憶がありません。すると、2週くらい先の次回予告にて「新しいプリキュア!」として登場予告が!なんと先回りしておもちゃの宣伝をしていたのです。ネタバレなどお構いなしの商魂、おみそれしました。