「篠崎浅間神社」をあとにして、再び都営新宿線に乗ります
都営新宿線・大島駅、東大島駅より徒歩7分の、
東大島神社(ひがしおおじまじんじゃ)です
交通量の多い新大橋通り沿いに駐車場があり、1本内側の道路沿いにあります。
駐車場に車がなければ、この通り神社がよく見渡せます
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鳥居までは少しだけ登り坂になっています。
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南側、表参道の鳥居。
背後にすぐ社殿が見えています。
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鳥居をくぐり社殿までの距離がとても近いので、社殿は真っ正面ではなく参道がクランクになっています。
鳥居をくぐり左に折れると、左手・社殿の向かい側にあたる場所に手水舎
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天然石をくり抜いた水盤。斜めに柄杓置きがあります。
水面に桜の花びらがいい感じです
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手水舎のすぐ左手に、小さい蹲がありました。
拝殿です
シンメトリーに大きな木があります。
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拝殿前は庭園のようにキレイに整えられていて、その中に狛犬さん
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低い姿勢の狛犬さん。口の中が赤いです。
江戸時代中期に小名木川水運をもとに村々が栄え、その鎮守様として5つの神社
・永平神社
・子安神社
・小名木神社
・北本所牛島神社
・南本所牛島神社
が建てられました。
町の発展とともに神社も賑わいを増し、お祭り・行事なども盛大に行われていましたが、東京大空襲により社殿・社史ともに焼失しました。
町並みの復興とともに神社再建の声があがり、牛嶋神社・猿江神社宮司協力のもと、昭和24年に5社を合併し「東大島神社」が創立。
昭和27年に現鎮座地に社殿が建立され、翌28年には竣工記念大祭が盛大に執り行われました。
優しい赤が印象的な拝殿。鈴は金色ではなく銀色でした。
ちなみに、私が行っていた幼稚園は、「銀の鈴幼稚園」でした
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お賽銭箱の紋は「左三つ巴」。
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御祭神
天照皇大神
あまてらすすめおおかみ
牛島大神 うしじまおおかみ
稲荷大神 いなりおおかみ
※牛島大神は、須佐之男命・天之穂日命・貞辰親王の3柱の総称。
ご利益
家内安全・商売繁盛・厄除け・開運招福・合格祈願・学業成就・病気平癒・社運隆昌
昭和53年に現社殿が建てられ、平成14年には御鎮座50年事業として社殿の修復、平成19年には境内玉垣改修工事等も行われ現在に至ります。
社殿の左側からも石段がありました。
ご本殿は見えそうで屋根の一部しか見えません
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境内の西側にも鳥居がありました。
こちらには円柱形の社号碑。
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西側鳥居からの境内の眺め。
桜は満開を過ぎてしまっていますが、美しい組合せです
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西側鳥居からの参道の右手に神輿庫。
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細いですが、くっきりと迷いのない素晴らしい墨書きです
ちょっと不思議に思ったのが…
長方形の境内の東側に社務所と社殿がギュッと凝縮されていて、西側はほとんど何もなくがらーんと開けて広場のようになっています
社殿を境内の西側の端に東向きに(もしくはクランクにして南向きでも)すれば、もっと参道を長く取れたのになぁ…なんて余計なことを考えちゃいました。
大きなお世話ですけどね。職業病です
夏休み、ラジオ体操にでも使うのかな
子どもたちが遊んだり、ご老人が集ったり出来ますもんね
あえてそうしたのですよね
鮮やか過ぎない赤が印象的な、優しく穏やかな雰囲気の社殿と、拝殿前の木々が庭園のように美しく整えられていて、落ち着いた気分になれるとても素敵な神社でした
次回は、久しぶりに埼玉県の神社です