プレゼン/講演は物語りであるべき最大の理由 | お話をお聴かせください

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私たちは人と会話しながら、生きています。話すことで、自分を振り返り、人との関係を深め、人から学び成長に活かしています。会話は相手が居ないと出来ません。人と話すことで自分の生きる意味が分かり、生きがいも生まれます。皆さんのお話をお聴きする仕事をしています。

 

吉本@プレゼンテーションです。

 

今日は、いつものようにスキルやコツをご紹介しようと思ったのですが、

 

もっと大事な事を伝えなきゃ(って自分が思うんですが)、

 

と思ったので、ストーリーテリングというプレゼンや講演で

 

役に立つ記事を紹介しますね。

 

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平成時代も残り少なくなりました。

5月1日から新元号の元年です。

私は、この30年の内の半分、15年前後、ストーリーを学び、

楽しんで来ました。

ストーリー、またはストーリーテリングと呼ばれる手法は

古くから存在します。

※いま広告業界やマーケティング分野ではストーリーは、

効果が出る手法として重視されるようになりました。

私の好きなイソップは古代ギリシャでは人に飼われた奴隷でした。

低い身分に在ってもイソップは稀な力量を持つ物語りの語り手で

あったことから、奴隷の身分を脱し、人生の後半では偉大な語り手

(ストーリーテラー)として人から敬われ、名声を博しました。

考えてみれば不思議です。

ストーリーを語ることで人から慕われ、身分さえ変わったのです。

ウサギとカメや北風と太陽など、誰もが知っている童話や昔話を作り

語ることでイソップはギリシャで最も優れた物語りの創り手として、

同時に語り手として尊敬されました。

 

「ストーリーテラー」を辞書で引くと「筋立ての面白さで人を惹きつける人」

とあります。

 

単に物語りを語るというより、面白くて人が聴きたくなる話を作り、

語れる人を指すことが分かります。

 

これを転じて考えれば、モノ消費を超えて、

コト消費の時代になった今、私たちは様々な商品や

サービスの購入動機を経験や体験に置いています。

 

モノ余り時代の商材は経験/体験の消費にシフトしていますね。

これを専門家はエクスペリエンスビジネスと呼んでいますが、

要は体験を売る、という訳です。

 

そうなると従来の請う機能を持つ電子機器のスペックを紹介するより、

その機器を持った貴方が、どんな生活を楽しめるのか?という

ストーリーの提案が必要となります。

 

ですから日々のプレゼンテーションや講演、演説といった考えや

アイデアの伝達に於いても、従来の説明に聞こえる発表では

人が耳を傾けてくれなくなって来ているのです。

それに代わってストーリーを人は求めています。

この流れは、とてつもなく大きく止められません。

いうなれば「ストーリー性のあるコンテンツでないと心を動かせない時代」なのです。

 

そうした観点に立ち、私たちは今春から2つの学びの会を始めます。

その1 プレゼン/講演デザイン講座

  ストーリー性のある発表、伝達のスキルを学ぶキッカケとしてお勧めする講座です。

 ストーリーの特質、材料集めに始まり、人が惹かれる話の設計や感情移入の手法をお伝えします。

 110分間の講座ですが、昨年1年を掛けて取り組んだ

「話の組み立てセミナー」をブラッシュアップした内容となっています。

詳細は ⇒ https://www.facebook.com/events/369792666919122/

 

その2 マイストーリーを語る会

 イソップになったつもりで、自分のストーリー(物語り)を語って、

互いに聴く会です。

 アメリカの洋上クルーズのプランには「ストーリークルージング」

と呼ばれるツアー商品があります。

船の中でメンバーが席に着き、延々と、物語りを語るのです。

日本人にとっては、物語りといえば昔話や童話を想起しますが、

ここでいうストーリー(物語り)は、主に自分が主人公となり、

失敗や成功は元より、様々な日常の体験を一人称で、語るものです。

 

それはストーリーの上手下手を競うものでは無く、その人の足跡や現在、

さらに未来を含むマイストーリーを語りあい、聴きあいすることで

互いの人生を謳歌する遊び(ゲーム)です。

 

こうした会の存在を知ると、現代人は直ぐにメリットを求めますが、

短期的には上手にストーリーを語る意識が育ち、腕も磨かれます。

ですからプレゼンやスピーチは上手くなります。

長期的には自分を再発見できます。深耕できます。

自信が付いて自己肯定感も育ちます。

固い表現ですが人間を磨くことになるでしょう。

 

とは言っても楽しくないと参加したくないですよね。

ですから自分が今、持っているストーリーが、他人の関心を引くか、

どうかなんて考える必要はありません。

 

趣味の話、仕事の話、家族の話、遊びの話、

誰もが自分のストーリーを持っています。

そのストーリーを先ず一つだけ、雛形を利用して語って下さい。

 ※誰でも簡単にストーリーが作れて語れるようになるテンプレート

(雛形)を差し上げます。

 

ストーリーを掘り起こし、作り込み、語ることから、

自分を見つけ、人との交わりを楽しみ、生きている喜びを共有できるのですから。

マイストーリーを語る会は120分です。 ⇒ https://www.facebook.com/events/1126292310865712/

 

 

皆さんのご意見やご提案をお待ちしてます。

 

ご感想など、ご質問も含めてお気軽にメールをお寄せください。丁寧にお答えいたします。 coach@no1.biglobe.ne.jp  

 

★さてお知らせのコーナーです★ 

 

★★ご案内します★★

 

その1

 

これからプレゼンテーション、講演、卓話、演説などをする予定のある方や、腕を上げたい方に。

 

プロ講師による無料の相談コーナーを設けました。 

 

話し方(スピーチ、プレゼン、講演など)やコミュニケーションに関するお悩みや課題、その他をお気軽にご相談くださいね。

 

こちらから同様に予約時間も記入いただけます。

 

 

 

その他のお知らせです。

 

★人前でのアガリ症の悩みは勿論のこと、大事なプレゼンテーションや講演といった晴れの舞台での発表などもお気軽にご相談ください。

 

ご相談は無料です。 

 

★メルマガ「上級プレゼンターを目指せ!」のご購読をお勧めします。 

 

AIの普及に連れてプレゼン技術の有る無しは大きな格差を生み出します。 ホンモノのプレゼンターになって自分を生きましょう。

 

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★アガリ症の対策から本格的な講演や演説までマンツーマン(個人指導)でのご指導もお引き受けしています。

 

これまでの実績は26年間、1700名の受講者を超えました。  https://storytellers-club.jimdofree.com/

 

 

 

 

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