「言葉と言葉の間には屍(しかばね)がある。
 おびただしい死体から言葉が薫(くゆ)りたってくる。
 私がいま享受している奇(く)しき生も、おびただしい死から押しだされるように生まれてきた」
 (辺見 庸)