本日。精米クラブ。10時スタート。さて、今日はいずこへ?
 
 夏のような日、本来は、初夏の候で、
 「目には青葉 山ほととぎす 初がつを」のてんこ盛りの季節感は、実に清々しい、けれど、時代は移り、この時期にしてこの暑さ。もう数日で梅雨に入りそう。梅雨って季節では夏で、その手前が「初夏」・・・つまりは、目には青葉。

 精米クラブ。ではこの暑さにふさわしく・・・と選んだのは、瀬戸内しまなみ海道。いい名でしょう?

 瀬戸内しまなみ海道=西瀬戸自動車道の愛称。広島県尾道市から、瀬戸内海の因島・大三島などを経て、愛媛県今治市に至る。歩行者・自転車専用道路が併設されており、徒歩や自転車、原動機付き自転車での利用もできる。しまなみ海道。

 
 今日は、大三島を経て、今治市(愛媛県)は伯方島まで。あの「伯方の塩」で有名な(ご存じだろうか)。
 海を渡っていく。その海のきらめき。まるで動かない瀬戸の風景。明るい沈黙。

 ここでちょっと残念なのは、伯方の塩・・・裏返して原産国見ると、メキシコ、オーストラリアと記名があって・・・。う~ん。前から知っていたけれど・・・。


 
 今日はとんでもないできごとがあった。
  しまなみ海道に行きつく前に音戸を通る。その時の会話。

 ちりめん(じゃこ)のこと。

「ねえ、江の島とかは生シラスって言うけれど、こっちは、それを干してちりめんにするでしょ。なにが違うのかなあ」。しまなみ一帯、お土産は音戸ちりめん(じゃこ)。「音戸ちりめんは、その近海で水揚げされた片口鰯の稚魚を素早く釜で炊き上げ、天日・乾燥機等で適度な乾燥に仕上げた、日本古来からの自然食品です」。つまりは、換金できる産物であり、なかなかどうして高級食材。

 で、そんなこんなの話をつづけ、「ちりめんビブラートって音楽用語もある」とか「焼き物に、ちりめんじわってある」とかの話もつづけ、「で、ちりめんって、着物とちりめんじゃことあるけど、語源的に、どっちが先だろうね?」 

 「そういえば水戸黄門って、越後のちりめんどんやの隠居だ」
 「ちりめんって、やっぱり、儲かるんだんあ」
 ここまでは、ふたりとも、なにひとつ疑わず、「ちりめん」はすべからずちりめんじゃこ、優勢と。

 じゃ語源調べるわ・・・と相方が携帯を操作。

 「ちりめんの漢字は縮緬だって」
 「縮れるに綿花の綿だと思った・・・」(これ私)


 「ヤフーの質問の変なのがあるよ・・・」
 「なに?読んで」

 「黄門様が越後のちりめん問屋っていうの、てっきり、海産物の問屋だと思っていました」

 
 読んだ相方も聞かされた私も、空白の時間が流れた・・・。どういうことか、がわからない。言ってるの意味がわからない。
 
 しばし、時間が消え・・・
 そしてふたり
 「それって、海産物問屋じゃないってこと?!」


 検証。考えてみましょう。越後、で、ちりめんじゃこってありですか? それで大店になれますか? 
 考えてみましょう。ちりめん(縮緬)ってそもそも糸へんふたつの重なりですよ。織物に決まっているでしょ。

 
 恐ろしい・・・何十年も越後のちりめん問屋は、シラスを干したちりめんじゃこの問屋だと信じて疑わず。広島の人の多くは同じ間違いを間違いと気づくことなく、人生を送っているに違いない。
 それにしても、よくよく考えてみればだ。着物問屋だろ。当然、こっちだろ。越後じゃん。日本海じゃん・・・。

 衝撃的な気づき。ふたりして恥ずかしさのあまり・・・卒倒しそうな、夏日。