まだ寒いなあ。起きるのが・・・疎ましい。窓を開けたら鈍色の空。開けなきゃいいんだよね。
 昨日、家にいても寒いばかりと、出かけたのは岩盤浴。
 このところ、眠りが浅く、亀みたいに縮こまって、汗なんかかきもしないから。さっぱりと。一人で、こういうの珍しい。きっと体の欲求だろうなあ。
 岩盤浴は、なんでも韓国式とかで、数種類あって、その他、くつろぎスペースがいくつか。半日過ごすつもりで本は2冊。
 
 「カシオペアの風」(野里征彦・三一書房)
 「極楽谷に死す」(西木正明・講談社)

 カシオペアの風ってりんごの名前。しゃれてるなあ・・。

 夕方、帰宅するとアマゾンから本が届いていた。
 うってかわって 「旨い中華」と「世界のカレー料理」。めくるだけで楽しい料理本。


 本日の一篇。
 

 古い絵(岸田衿子)

 木の実の重たさをしるまえに
 話しをはじめてはいけません

 実のそとを すべる陽
 実のなかに やどる夜

 人の言葉の散りやすさ
 へびと風との逃げやすさ

 手のひらに
 うす黄いろい実をおとすのは

 あの枝ですか
 神の杖ですか

 かすかな音をきくまえに
 話しをはじめてはいけません





 ふと思ったこと。「暗喩」って素晴らしい発見だけど、「喩え」とするのはもういいなあ。
 喩えであると思うのは、もういいや。なんだか、想像力が減退しそうで。譬書き手が譬えても、受け取りは自由に。受験勉強じゃなし、正解はどっちがわにもないのだから・・・。