いじめ問題のアクセスの多さに驚いています。
それだけ深刻なのでしょう。
また、近いうちに取り上げてみたいと思います。
さて今日は私の禁煙体験です。
少し長くなるので2日に分けて書いてみます
私の人生の中で予想以上の成果を上げた出来事は『たばこ』をやめたことです。
健康になったことや、タバコ代がいらなくなったことという事は勿論ですが
それより精神的に得るものが大きかったことです。
『やったら出来たという自信』と、『自分の中にもう一人の自分をはっきり自覚できた』
ことなど、少し大げさに表現すれば、人生観が変わったようでした。
健康に悪いのは既に周知の事実ですのでここでは取り上げませんが、
「たばこ」と言わずにニコチンと表現したのは、ニコチンの中毒性を克服する
ことが、「たばこ」をやめる事と理解したからです。
高校の生徒指導を担当していた時は、補導案件としては喫煙補導は結構多い。
その様なある日、喫煙で一人の一年生徒を補導した。
喫煙歴3年という事であったので、中学時代の時からの喫煙という事になる。
指導室でのやりとりの中で、私はその生徒に「喫煙が法律と学校規則違反
であることや、健康問題を含めて禁煙指導をおこなっていた。
多くの喫煙生徒は、我々の指導に素直に禁煙を誓う。我々はそれを信じて
一応の指導が終わる。
ニコチン中毒が浅い生徒はこれで大方禁煙する。
早いうちに指導する理由がこれです。
しかし、喫煙暦3年もすると、そう簡単ではない。
生徒が禁煙の誓いをする本当の理由は、一時でも早く生徒指導室を出たい一心なのである。
ところが、この1年生は違った。『法律で禁止しているのは良く知ってい
るし、禁煙しようと思うが辞められない』という。
更に、そのガキ(生徒)は、生意気にも「タバコ」がうまいという。
その生徒の話を聞きながら、愛煙家の私は心の中でドキリとしたが、
教師として生徒にもっともらしい説教をしている自分がいる。
生徒指導部を担当した当初は、何の疑問も感じる事なくこの様な指導を繰り
返していたが、次第に心が重くなってきた。
我が家に帰り、さきほどの生徒に対する自分の指導力の無さに、我ながら反省
するばかりであった。
生徒が言った「禁煙しようと思うが辞められない」という言葉は、
私自身が何度となく禁煙を誓いながら、今も禁煙できない意志の
弱さを自覚していたから、生徒に対しても説得力がないのは当たり前であった。
以前、何度か健康に悪いとか、指導部になったのだからという理由で何日か禁
煙しただけで、挫折した経験がるので、正直いって禁煙出来るか自信がない。
吸っている内は本当に禁煙するという意思が無い。
そのような時期に、県の生徒指導部会で、本校が研究発表校となたこともあり
、私は研究テ-マに『生徒喫煙』と決めて「たばこ」研究に取り掛かった。
自問自答の揚げ句、自分が毎日喫煙している「たばこ」のもつ性質や害を
知ることが先決と考えた。
煙草のもつ害についての書物や動物実験の教材からタバコの害の深さを学んだ。
例えば、ウサギの鼻の前にたばこの煙(副流煙)を一瞬嗅がせた時、
ウサギの耳の血管の流れが止まり血管が見えなくなり、数分血流が止まった。
温度を測るサーモグラフィーという測定器に手を映しながらタバコを一服すると
手先が消えた。ほんの1回吸っただけで毛細血管まで血流が行かないのだ。
目の当たりにニコチンの害の怖さを知ることができた。
これは生徒だけでなく、自分も禁煙しなければと決意するには十分だった。
生徒たちも健康害や校則違反は知っているが、
喫煙動機をアンケ-トしてみると、喫煙した生徒は喫煙に興味が高く、
興味が無い生徒は吸っていないという、誠に明確な結果が出た。
興味半分で喫煙しているうちに中毒になって常習となる構図だ。
私自身が何度となく禁煙を誓いながら、今も禁煙できないのは、
どうも私の禁煙意志よりも、ニコチンの喫煙中毒の方が強いということらしい。
こうして一つの答えがはっきりしてきた。
病院などで隔離され強制的な方法で禁煙する方法でない限り、
禁煙を成功させるには不可欠の要因があると思えたので
私は禁煙方法として次ぎの仮説を立てて自分で実験することにした。
1、誰の指図ではない。禁煙は自分が決断したと自覚すること。
2、禁煙には有言実行が効果が高い。
3、禁煙と言わないで「ニコチン」に勝つと決意する。
4、ニコチンの誘惑に勝つためには、しばらく我慢が不可欠だ。
タバコの本数が20本なのは理由がある。寝ている8時間を除く
16時間で20本吸うと48分程度でニコチンが切れる計算となる
5、しかし人間は理由のない我慢は出来ない。
6、ニコチンに勝つための我慢は、ニコチンに勝つだけの
自分にとって大切な心の支えをもてば勝てる。
我慢できる心の支えとニコチンを戦わせたのだ。
心の支えの内容は人それぞれ何でも云いのです。
またその支えを他人に云う必要もないのです。
ニコチンが体の血流を悪くして痩せているのだ。
タバコを辞めたら少し体重が増えるのは当然だ。元の体に戻るだけだ。
今日からニコチンとの戦いが始まるのだが、・・・明日続きを書きます