ひとが
だいじにされないことを
かなしむことを
よくしってる
きずつけるところ
いちばんいたむのは
どこなのか
わかってる
あしおともたてずに
ちかよりながら
みみをふさげば
ほら
眼は
からまわり
おちつかない
きもちにさせていく
ふあんなきもちを
あおっていくんだ
さあ
ほしいものはただひとつ
ぼくのつぎのふるまいかた
まちわびて
ねがい
ゆるしをこうのだ
なにもわるいことなどしていないのにね
それでいいのさ
ごほうびはイタミ
それからさっと姿をかくして
もうにどと
きみのまえにはあらわれないよ
いつものやりかたで
するりと身をかわした
あなたの足首を
したなめずりしながら掴んだ
あなたによく似たけもの
坊や
だれかつかまえてごらんと
望み通りに掴まえられて
あなたが欲しかったのは
こういうことじゃないはずね
こういうことじゃなかったはずね