戦えパトリック。全てが金の腐敗の温床に負けるな。進出企業を守るんだ。 | patrickのブログ

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さあ、今夜もパトリックと一緒にインドの巨悪達と闘おう。相手は権力者達だ。すっごく手強いぞ。思いっきりバックルアップだよ。
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(パトリック、インド駐在時代、3月15日のレポート。)

ウッソーーー、金、金、金、なんで又金なんだ。なんでそんな事に金を払う必要有るのかと幾度激怒したか数え切れない。高血圧だったら今頃血管破裂している。

もうトランスフォーマーの大部隊を導入して一旦インドの官公庁を全部破壊するしかこの国をまともに出来ない。


(私が使う近くのATM。未だにサンタが居る。南インドにサンタは似合わない。)
(これがお札でてくるハズのキャッシュベンダー。怖いんだよ。お金がちゃんと出てくるまでドキドキするんだ。)


なんでも金で済む警察の悪事はPart.1の事件簿1~4でブログアップしたが、より身近な頭に来る話をレポートするね(会社のドライバー複数より聴取)。そこに記載した金額は、それだけ払ったらこっそり見逃してもらえる(悪徳警官に渡す)金額。


(1)スピード違反は、スピードに関係なく500ルピーの罰金と免許に罰点付くのが、相場200ルピーで

  許される(これが日本で許されたら、私は相当楽しい日々を送るだろうに。)。

  ニューデリーではレーダー(鼠取り)が有るのだが、南部ではほとんどお目にかからない。


(その場合の私の日々はこんなイメージ。そんな金額なら、毎日アクセル全開だな。)


(2)赤信号、右左折は相場100ルピー。隠れているスーパーマリオ風警官がドバッと現れる。


(3)反対車線走行、一方通行無視、一旦停止無視、は相場100ルピー。でも、今の交通事情だと

  それをしないと前に進めない。いつまでもアパートに戻れないよ。


(4)駐車禁止はは200ルピー。これだったらコインパーキングより安いな。


(5)交通事故で言い争いになったら、万一そこに警察が来たら、その場で両者立ち去るのが懸命。理由は、警察の

  処理が煩雑で、時間ばかり喰い、二人の言い分が平行線だと、二人共に車を差し押さえられる為。

  そうすると、翌日に 車を取りに行くと、沢山の部品が無くなっていて、最悪車は動けない姿に

  なってしまうらしい。


(6)ヘルメット被らぬ2輪のドライバーは50ルピーで許してもらう。なぜか前後に乗っかる人はヘルメット

  被らなくても違反とならない。。。3人、4人と家族全員が乗るのが当たり前だけに、そんなのなんか変なルールだな。


(家族団欒3人当たり前)


(ホモ達3人当たり前)

(4人だってなんのその。子供のサングラス姿目立つ。)

港湾局の腐敗はPart.2でブログアップしたが、とにかく作為的と思われる処理の遅さに、もうこれ以上

待てないと助けを求める者から、彼らの特権を活かして、すぐに処理してやるとの条件で、金を

巻き上げる。おそらく、永年その世界に生きるForwerder達は、コバンザメのように共生している。


今回Part.3は、インドに事業会社を立ち上げようとした人たちなら、おそらく誰しもが直面した、あまりにも

金に汚いインドの腐敗した権力者達なんだ。



(政党DMKのスターリンと言う悪役だ。人相悪い。)
(州知事から追い出された政党ADMKのジャイヤリータ。その昔はインドで一番人気の美人女優だった。。。らしい。)
(これはこの地方の政治家)
(とにかく街中にバーナーを立てまくって自分達の政党の宣伝を繰り返している。醜い争いだ。)


(1)CTC(Cirtificate to Construction)なる建設許可、これをタイムリーに取得する為には工作資金を

  貼り付けないと難しい。とにかく申請してから許可までが極端に遅いし、いつとなるか判らない。だから

  CTCの許可を待たずに土地の造成に入ったり建設に入ったりしている企業は多いと思うけど、その

  弱みに付け込んで(もはや後戻りできないから)金を求めに来る。


(2)環境庁が現れ、もっと緑を増やせ、もっと大きな木を植えろと、俺の言うこと聞かないと許可を

  下ろさないと傲慢な態度をとり続け、これも金で話が収まっていくく。

  じゃどれだけの緑の面積が必要なのか、どれだけ大きな植栽が必要なのか明確な規定が無い。

  それだけに、環境庁の役員の気分に任されていると、結果として相応の見返りを提示しないと

  文句言われだしたら時間ばかりを食ってしまう。


(3)やたら滅多ら許可を取得せねばならないが、その都度現れる担当官はルール化されていない

  ところで文句を言い続け、相応の見返りが出てくるのを待っている。


  本当に やたら滅多らで、件数の多さと取り揃えねばならない書類の多さたるや大変。それに対し

  ことごとくインド人担当官が どうにでも解釈できるような話しを逆手に利用して、そこに理屈をこねて   

  承認を拒むんだ。結局はなんらかの見返り(ハッキリ言えば金なんだよな)を求め続ける。

  思いっきりの’’毒饅頭’’でも食べさせ一発遣り返さないと気分が収まらない。インド人のお腹を壊すためには。。。。何が効くか判らないな、彼ら毎日 毒レベル食べてるし。

 建物の造りから、煙突の高さ、発電機の位置、水処理、廃棄物の処理、職場環境、食堂、労働法、

  それから衛生まで(まてっ、衛生とまで言うなら我社の社員食堂をどうのこうの言う前に、外で普段どんな食事されてるかを見てみろ、外を。。。と叫ぶ私が居る。)。。。。。まだまだ細かいことに いわゆる イチャモン付けられるんだ。

(3)そしていよいよ山場のCTO(Ceirtificate to Operate)だ。

  工場が完成しても、設備が全部整っても、サンプルまで完璧に製造出来ても、このCTOが無ければ

  商品を外に出せないし、客先に請求書を発行する事ができない、それくら重要なCTO。


  こいつには泣かされる。数ヶ月は当たり前で、それ以上待たされた企業は多いと思う。

  未だか未だかと当局に確認すると、今月は会議が無いとか、お宅の案件は来月に審査だとか

  待たされる。なんとかしてくれと頼み込むと、そこで彼らの本音が出てくる。


  申請後 普通に待つと何ヶ月も何ヶ月も時間が掛かるから、紹介するコンサルタントを経由すると

  期間を大幅に圧縮できるよと言い出す。


  いきなり数日後、何社かのコンサルタントから連絡が入り、早期にCTO取得するために必要な

  彼らの費用(要するに闇に消えていく裏金)を求められる。

  インドの物価からすると、偉く高いんだ。数百万円程度の話なんだ。でも事業会社としてはもう

  待てないところまで追い込まれている。


  彼らコンサルタントの打ち合わせで、必要経費の蘭に不思議な言葉を見つける、それは’’UTM’’。


  なんだこれ、ATM の現金引き出しの間違いか?なんだろう。




じゃ、今夜もバックルアップだよ、今夜はニトロの加速で瞬間に終わるからね。

5速から4速に落として、スイッチオン ニトロがシリンダに流れ込む キャーーンってタイヤが軋み

ドッキューーンと加速、鞭打ちになるほどの加速。


  UTMって何、公然と書類に書いてくるUTMって何。


それはね、’’Under Table Money’’  なんだ。 なんでこんな事が許されるんだ。公然と書けるんだ。


インドの闇はとにかく暗く深い。

やっぱり、トランスフォーマーの軍団に官公庁を壊滅的に破壊してもらわねば、この国は

この先1,000年掛かっても、このままなのではと心配される。


ちょっと、シリアスすぎたかな、お休み

インドで働く皆、Never Give Upだよ。


実はチャーチルが言ったこの有名な言葉は、Never Give Up なんて一回では無くて、6文字だったと

思う。


Never Never Never Never Give Up ってネバーネバー ネーーバーーの部分に力こもって(五木ひろしの右こぶしを思って欲しい。チャーチルと違いすぎるけど。)ナチスの侵攻に苦しむ皆に絶対に負けないって強い意志を示し志気を奮い立たせたんだ。


こんなインドに飲み込まれるな、絶対負けるな、Patrick,最後まで闘いぬけ。

お休みなさい


こんな南インドチェンナイだけど、最高に素敵な青空見て。プールの向こうに見えるのは真っ青なベンガル湾、それから手前は 戦いつかれて死体となったPatrickの足。

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なんか楽しいことを妄想して寝るとしよう。このままの怒りを抱えて寝ては、あまりに辛い。


そうだ、夢の中でゴルフのショートゲームの達人となる夢でも見るか。。。これは凄いぞ、幸せだ。


じゃね。今度こそお休み