絶対に読んで欲しいパトリックの事件簿1~4。
(今年、3月11日までにパトリックに降りかかった実体験。災いのインド警察官。)
悩む、とにかく悩む、どんなタイトルにすれば良いのか。
それにスナップの載せようも無い。文章力で皆が読みつづけてもらうにもハードルが高い。
それでもチャレンジしなければ、これをインドで生活をスタートする皆や(国際)社会に知らせねば。
これは’’インド文化通’’のカテゴリーに入るのか、それとも悲鳴を上げて(国際)社会に訴える怒りを込めた決死の暴露ブログなのか。
今からの内容を読んだ者は、インドで生活しているなら、これを身内以外には大きな声で話さないほうが良い。話した者には闇の世界から暗殺者が送り込まれるかもしれない。
(関西の京都から大阪は梅田に走る阪急電車なんだけど、梅田の一駅手前の駅の名前が十三って書いて’’じゅうそう’’って読む凄く柄が悪くエッチな場所が有るけど、その駅前の喫茶店が電車から見えて、名前が’’ゴルゴ十三’’だった。本物のゴルゴ13が聞いたら怒って全員暗殺されるだろうね。)
さあー行くよ。今夜の話は今までで一番怖いし、実話だからね。ゴルゴでコケタけどこれからは本気。
まずは防弾チョッキを必ず纏って、ヘルメット、そして完全武装でPatrickの装甲車に乗りこんでね。
行くよ、バックルアップだよ。今夜はインドはチェンナイの警察本部に突入だー。
題して、’’事件は現場で現金決済’’。。。踊る悪徳警官達。。。危ない政界権力者。。。牛に吼えろ。。。 カツ揚げチェンナイ警察。。。ってとこかな。
(青島警部の’’事件は現場で起こっているんだー’’の叫び、踊る大捜査線、危ないデカ、太陽に吼えろ、西武警察ってなイメージで格好良く決めたいが、南インドの現実は全て真逆なんだ。)
だんだんと怖い話にエスカレートするからね、一話目で逃げないで。
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(Patrickの事件簿ファイル1)
場所はチェンナイ市内、下手糞ドライバーが左折した瞬間立ちはだかるスーパーマリオ風警官。凄みを効かして運転手を呼びつけ怒鳴り出す。10分後人生終わったようなションボリした運転手が戻ってくる。
どうした、何が起こった、なんでそこまで落ち込んでいるとドライバーに聞くに、
警官がいつもは居ないのに今日は小遣い銭欲しくて、左折違反の交差点で待ち伏せて、大金を要求され仕方なく払ったんだ。
そもそも違反の場所を曲がるお前も悪いわな。。ところで大金っていくらだと聞くに、
100ルピーも払った(180円くらい)と泣きそう。。。。判った判ったと彼に100ルピーを渡したPatrick。
この事件簿は何気に可愛い。
でも今思う、もしかして、あれが全て演技だったら、Patrickはまんまと100ルピー巻き上げられた。
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(Patrickの事件簿ファイル2)
交差点で信号停止した。ドライバーに二人のスーパーマリオブラザーズ警官が立ちはだかる。そして怒鳴る、’’スモークガラスは違反だ。すぐにこの場で剥がせと’’凄みを効かせている。
その場で剥がそうと言い出したドライバーを止めた。
待て、この灼熱地獄のチェンナイでスモークガラスで無ければ生きていけないぞ、’’剥がすな’’と叫ぶ
Patrick。
警官に外に連れ出されたドライバーが泣きそうに戻ってくる。
’’マスター、大変だ、凄い大金を求められた、金払えば今日は見逃すって言っているけど大金すぎるよ、剥がそうよ’’って私を説得しようとするドライバー。
待て、いったい いくらだ、と聞くに。。。。。ドライバーが泣きそうな声againで、’’一人に200ルピー、ブラザーズだから400ルピー(720円くらい)なんだ、そんなの払えないよ’’、って言う。
’’アホか、このスモークは私が4,000ルピー掛けて貼ってもらったし、過去2年間そんな問題一切無く走ってきたんだ、ここは400ルピー払って来い’’と、400ルピーを渡したPatrick。
その後一年半一度も捕らわず、結果としてこの3年半であの場で信号停止した一回切りだったが、頭に来る。しかも判子みたいに同じ顔したマリオブラザーズ。ゴルゴ13に暗殺を依頼せねば(ゴルゴの携帯知らない)。
あのスモークガラスの謎解きはデイナーの後でワイン飲みながらだけど、
インドの場合、隣国パキスタンとのテロとか、宗教がらみの争いとか、女性のレイプとかで、車に引き込まれるケースが多いために、車の中が外から見えることってルールが有るのは事実だが、それを拡大解釈した悪徳マリオ達だった。私の車のスモークは限りなく透明に近いブルーなんだ。限りなく親父ギャグだ、寒。
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(Patrickの事件簿3)
私のインド銀行の口座がハッキングされた。ハッキングされた場所は、日本人なら誰しもが知るだろう
チェンナイの妖しい日本料理屋’’ももやま’’だ。タイ人シンジケートが暗躍しており、そのデータをバンコックに飛ばし数日後にバンコックのATM数箇所で合計23万円程度引き落とされた。
これには経緯あって思いっきり頭にきているからお店の名前を実名で出す。もう一回’’ももやま’’だ。
すぐに気付いたのでその場で口座を閉鎖し、銀行の依頼に沿って即日Sriperunbudurの警察に出向いた。
出てきたのはスッゴイ カイゼル髭の馬鹿デカマリオだ。待ってましたと、ニヤニヤ笑って彼が言う。
’’困っているのか?調書が欲しいのか?銀行からあなたが来るって聞いている、それが無いと銀行はハッキングされた金に対して何らアクション取らないらいしいな、そんな調書は忙しいからすぐには発行出来ないが、相談になら乗る’’。。。。と言って私を奥の部屋に連れ込んだ。
この馬鹿デカマリオ曰く、未だにあの時の あの顔を思い出すと頭来るが、首をくねくね横振りしながら。。。。
’’何か私をその気にさせる物を持ってきてくれ、そしたら特別に残業して調書発行を考える’’って。
その部屋より一旦出て、会社の人事総務に電話し、’’国家公務員に金など払わない、私には出来ない’’と伝え、こんなケースはインドでどうするんだと相談するところ、会社の人事総務の男が
馬鹿デカマリオに電話をして決着したのだが、’’それ相応のプレゼント’’を渡すと言う条件だった。
そのSripebunbudue警察は、私達の事業会社も管轄している事から、その警察のボスの一人である馬鹿デカマリオは絶対に機嫌をそこねたり、敵に回したりしてはいけないとの人事総務の説明、一方で確かに私の立場で公然とお金を渡すような事はできないのも判るとして、彼らは時計(インドのTITANとか言う
見た目金ぴかで酷い見栄えだがそれがインド人大好き。5,000ルピー。)を送ったと報告受けた。
私は23万円対 5,000ルピーなら悔しいが仕方無いと思い、その金額を人事総務の(そいつも怪しい顔立ち)なのだが、担当してくれた男に渡した。
謎解きはデイナーの後で。。。いきなりフラッシュバックして見えたのだが、
もう、一年以上前だが、もしかして、もしかして、銀行も警察も我社の人事総務も 全員がグルで
私から5,000ルピー(9,000円)を巻き上げた???まさか。。。。でも、グルの線は有り得る。
単独犯では無い。
この23万円だが、その調書と、その他の難解な必要書類を取り揃えて提出したのに、インドの銀行は対応出来ないと逃げ回った(警察が犯人を捕まえられないのに、なんで銀行が金を戻せるのだ。。。なんて驚く理屈を繰り返す。ならばなぜ警察調書をすぐに提出しろと言うんだ。)。
もう駄目だと諦めかけていた私を救ったのが、ジャパーン ジャパーーン 流石に正義の ジャパーン
安倍総理の強化された精鋭自衛隊が助けに参上ってイメージ(海外生活していると どんどん右翼化する私が居る) チェンナイBTMU銀行の方々がその業界での強い人的コネをフル活用してインドの銀行トップに事態を説明し、私のお金は1年経って、金利は一切付かなかったが、無事に戻ってきた。
無償の愛で、献身的に海外の私を守ってくださったBTMUの方々は、とにかく素晴らしい。
インドと ジャパーンの違いを見た、モロに見た。これも失礼と思いながらも会社名出してしまいました。
そのひたすらな頑張りは素晴らしかったです。ありがとう御座います。
BTMUの方がインド人だったら、23万円取り返すから10%よこせとの事前交渉が有ったろうな。
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(Patrickの事件簿4)
バンガロールからホスールに抜ける国道だった。州境で登り坂。トラックが多いので車のスピードが
落ちる。そこに飛び出した竹の棒を振り回す ガリガリ君風やっぱりマリオ警官。
ドライバーに’’車を側道に寄せろ’’(さもなくば竹の棒で車に傷を付けるぞの勢い)と叫んでいる。
怖がる運転手。何が起っているか訳判らない私。
周りを見ると、他にも警官が何人も居て、道に飛び出しては車を側道に誘導して、そこで何やらヒソヒソ交渉している。
警官が寄ってきた。ドライバーに話している。
’’車の荷物を全部見せろ。タミルナドウに持ち込み禁止の物が有れば全部没収だ’’と大声出している。
Cow Cow Sirしか言えないドライバーは又 半泣きしている。マスター助けてってこっちを見ている。
私はその瞬間全てを読み取っていた。お嬢様、謎解きはデイナーの後で、東野圭吾シリーズを中心にミステリー本は片っ端から読破しているから、私は頭の回転は鍛えられている(嘘。鈍いかも)。カルナタカ州ではお酒は自由に買えるし酒屋でインド産のSULAワインも調達できる。私は出張の都度24~36本くらい買う。1瓶600~1,000ルピーだから最大 5~6万円程度の買い物だ。フランスブルゴーニュやシャンパンを楽しむマダムにはワインでそんな金額は対した事もない(確かに高級ワインなら充分有り得る金額)ように思うかもしれないが、ここインドだと何倍ものイメージで約30万円以上の価値だと思う。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150308/18/082962/dd/29/j/t02200293_0480064013238962082.jpg?caw=800)
なぜ、この警官が見事に私の車を見つけられるのかの’’お嬢様、謎解きはデイナーの後で’’
語るとして、
今は熱血商社マンとならねば、普段のインド人バイヤーとの商談で揉まれた百戦錬磨の実践を生かしてガリガリマリオと対決せねば。
変身(古いけどマグマ大使の変身ポーズでカシーンカシーンと変身)、普通の好青年Patrickが熱血商社マンとなり、ガリガリマリオと対決するシーンを想像して欲しい。口から火を吹くガリガリマリオに立ち向かう。
散々話したあげくの果てに、ガリガリマリオも私を普通の外人では無いと理解したのか音を上げて、ちょっと来いと木陰に私を呼んで言った言葉が、’’私のドライバー経由で金を要求するから、それを渡せばこの場から立ち去れるようにする’’と言う。
指が一本(なぜか親指が一本立っている。インドの1ルピーもその1は親指が立っている。)。
悔しいが1万ルピーは覚悟か?せっかく購入したボトル36本をここで没収されたくない。そのボトルは
私だけでなくチェンナイで待つ会社の同僚日本人戦士や、友達に配るのが半分以上だからだ。
私の帰りを待っている酒飲み友達がいっぱい居る。その笑顔に応えねばならない。
’’判った金額を伝えろ、まずはその金額を聞く’’と答えた。。。。ガリガリは又親指を立てた。万一中指立てたらアメリカ育ちのPatrickはその場でガリガリを殴っていたが、太く爪の汚い親指だった。ウエッ。。爪。。長。。。切れよ~~
5分後ドライバーが泣いて車に戻って来る。彼が言った言葉に驚いた。
’’マスター、凄い金額だ、1,200ルピー要求された’’って。
あの親指一本は 一万ルピーでは無くて、1,000ルピーだったのか、それで追加の200ルピーはどこに消えるのか?と思いながらも、
これ以上の交渉の余地は無し、撤収だ、これから6時間掛けえチェンナイのアパートに戻る最中で
これ以上の足止めかなわんと、1,200ルピーを払った。
運転手は、戻ってくるやアクセル全開でその場を逃げ出したのだが、なぜかちょっとニヤニヤ。。。まさかお前、どさくさに200ルピーをくすねてないだろうな。。。なんて、思ってはいない。
ガリガリはお酒の値段が判ってない。いずれにせよ、あの警官からすると 1,000ルピーは1万円くらいの小遣いをその場でせしめたイメージとなる。
’’お嬢様、謎解きはデイナーの後で’’で執事役のPatrickが謎を解くのだが、要するに酒屋とグルなんだ。酒屋は酒を大量に買い込んでホスール方向に走る車のナンバープレート番号を警官に連絡する。
それを受け取った警官は竹の棒を振り回して私の車を見つけ次第駆け寄ってくる仕組みなんだ。
警察は、そんな情報をくれる酒屋に何かと悪いことしても許すんだ。
もう、あの酒屋爆破、もう、あのガリガリどうしてくれようか。。。。思い出しても怒りが込み上げる。
ゴルゴ13の携帯番号教えて欲しい、誰か教えて。
その後もPatrickは大量にワインボトルを満載してチェンナイに戻って来るが、州境の警察にストップ
されない方法を編み出したんだ。。。。これ秘密。。。知りたければ 1,200ルピーを払え。知りたい~~???
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(Patrickの事件簿 いくらでも有る)
待てよ、この3年半のこうした警察がらみの事件簿をリストしてたら徹夜しても終わらない。
もっともっと凄い話が次々有る有るよ。
このブログは一旦ここで終えて、次はその舞台を 港の税関、 運輸曲、 シプコット(産業土地区画管理局とでも呼んで置くか)、裏で暗躍する 政府権力者と警察の関係を 次回以降の 事件簿ブログとするかな。皆凄い暗い暗い闇の世界でうごめいている。熱血商社マンは彼らと戦っている。
そうしないと読んでくれる皆も スーパーマリオ警察を相手に私と一緒に徹夜となってしまう。
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どうでした、Patrickの事件簿。
これ、''良いね'' が多かったら、事件簿の続きをどんどんアップしますからね。
良いねをおねだりしてしまった 悪徳Patrick。インドでは何でも有りなんだ。。。イカン、インド人の悪の世界のやり方にPatrickは染まってきた。
しかし頭に来るから、今夜はビール、ワインで終わらずに、やっぱりウイスキーダブルだな。
ジョニーウオーカーXR21は ジェット燃料の勢いで無くなっている。
もっと素晴らしいウイスキーの良さを楽しめって自分に言い聞かせているのに、怒りからグイグイ
飲んでしまう自分が居る。悲しい
こんな事件に日々ぶつかれる可能性が高いインドに、遊びに来て、来て、来て
お嬢様、一緒に事件の謎解きはデイナーの後で。
執事役Patrickは、そろそろお休みと言いたいが、怒りで眠れないよ。
ガネーシャ、ゴルゴ13の携帯教えて?もしかして 98406-42500? ガネーシャ
お父さんの 破壊王 シバ に頼んで インドの腐敗した警察をぶっ壊してよ。
それから、ガネーシャは’’ねずみ’’に乗るけど、お父さん’’破壊王シバは半裸で牛に乗る’’よね、
だから牛が神の使いと街中歩き糞しまくってるけど、お父さんに’’牛に乗るのは止めてマルチスズキの
SWIFT Sports 16V Suzuki Sport改 に乗るように言ってくれるか。これ以上牛は許せないよ。
いつもは煩いガネーシャが今夜は沈黙している。母親パールバテイの顔色伺っているな。
スピード違反が数百ルピーの罰金で済むんだったら、それなら大歓迎さ。今夜は夢の中でこれまで
愛して来た歴代ゴルフGTI 16V 東京版、米国NY版、超改造ENGELIN自由が丘田園町部版
の愛車たちに飛び乗って東京とNYの街中を走り回るぞ。ギューーン、クククッツ、クイーン、ギューーンてな感じだな。首都高目黒線で私より早い走り屋は居ない。
帰国したら何を買おうかな。。。考えるだけでワクワク。マダム達がこのブログ見たら怒りだろうな。
意外なところで レビンかな、86も見るだけ見よ、新しいスバルインプSTIかな、人馬一体のロードスターかな、死ぬ前の最後の車と思ってケイマンかM3かな。。。楽しみだ。。。うーー楽しみだ。
スピード違反したら200ルピーくらいで許してね。
お休み
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まさかと思うでしょう。でも全て真実。
パトリックの実際の体験談に基づいた、
腐敗しきったインド警察官の実態レポートです。
何やら思う事有るけど、日本の警察官の皆様、毎日ご苦労様です。
パトリック 姿勢正して 敬礼。
明日は良い事が有りますように。