ベンガル湾とチェンナイ 知って欲しい。 | patrickのブログ

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私は熱血商社マン。日中むちゃくちゃに身体を酷使して働き続けるのに、なぜかブログを書くエネルギー残っている、しかもウイスキー(今夜はジョニーウオーカーグリーンラベルだ)。


日本じゃ絶対できない事をインドは今から10数年前にやった。

いきなり国中の都市名が変わった。

カルカッタはコルカタ(肩こるでーーと憶えた、寒)。

ボンベイはムンバイ。

プネはプーナ。

そして、マドラスはチェンナイ(おそらく日本人の大半がこの地をマドラスだと思ってる。でもチェンナイ。)

要するに、英国が統治して名前を変えちゃったのだが、その前に戻した。

だったらNEW YORKがゴッサムシテイに名前を変えるか、変えないよ、変えたらバットマンが出てくる。


そのため、訳判らなくなる。チェンナイ空港の略称はMAA(Madras Airport)なんだ。なんでやーーと怒りたくなる。確かムンバイもBOM(Bombay)だった。中後半端に変えるなよーーって叫ぶのは私だけか。


このチェンナイ、いくつか誇れるものが有る(と思う)。

その一つは世界第2の(長さだけだが)21kmの海岸線、それはもう凄い、ほとんど海岸線だけでマラソンできる。ここでマラソン競技したら暑さと砂浜とベンガル湾の向かい風で選手は全員死ぬな、きっと。



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やった、写真が掲載できた。これって私にとっては凄い進歩だ。読者を忘れて勝手に喜んでいる。


チェンナイはフィッシュカレーと新鮮なシーフードが有名。でもねそこには悲話が有る。いくつか思うままに箇条書きにする。


(1)インド人はほとんどが泳げない。なぜなら小学校から大学まで学校にプールが無く教えない。

  だから、なんと、猟師も泳げない。かれらは海に投げ出されたり船が転覆すると全滅。


(2)インドネシア発の津波でタイのプーケットや海岸線では沢山の人が死んだ。大きなニュースになっ

  た。でも実はその何倍どころか何十倍もインドでは同じ津波で人が死んだ。このタミルナドウの

  ほぼ最下層の猟師たちは2万人程死んだが、数が判らないので記事にもならない。凄すぎだよ。


(3)フィッシュマーケットに行くと、路上に屋台が出て、魚らしきものを並べて売っている。どれも完全に 

  かなり前に死んだ状態でしかも蝿が飛び回っている。それにインド人の売り子のすっごい大きな叔母     

  ちゃんが、ぴちゃぴちゃ水を掛けている。

  これは絶対に食えん、食ったら死ぬ、毒だ。

  これを見ない旅行者はチェンナイに来たらとフィッシュカレーを食らう、揃って美味しいと言ってくれる、

  なぜか食べないのは私だけ。


(4)インドのトイレ事情は50%以下と話したけど、海岸線なんて猛烈だ。毎朝海に向かって人が歩いて

  入っていく。沐浴じゃないよ、腰までつかったら、陸を振り返り、瞑想して、力を込めて、顔を硬直させて

  直後にスッキリして又海から戻ってくる。海はもはや超巨大な何億人のトイレなんだ。

  まてよ、そうなるとベンガル湾では泳げないけど、そこの魚は。。。魚の餌になっているとしたら

  やっぱりフィッシュカレーは私には食べられない、毒だ毒だ どーーく。

  得意のワインのマリアージュなんて考えられない、そんなのは、元々英国で薬としてお医者さんが

  開発したジンとか、ロシアが労働者の暴動を防ぐために飲ませたウオッカ、そんな酒をストレートで

  流し込まないと食べれんと思う私。


(5)ちょっと無茶苦茶言い過ぎたけど、海岸線はインド人達のラブスポット。憩いの場所でありデートのお  

  決まり場所。だから毎夜毎夜、特に週末は海岸は凄い賑わいで屋台も恐ろしい数。

  何kmも屋台が続く。裸電球が星の数。

  ここで又逃げたくなるのは、とにかくホモが多すぎる。男達が二人で見つめあいながら海岸線の岸壁 

  に座って語り合い手をつなぐ。イッカーン、私は男にもモテルようだ、沢山のインド人が言い寄ってくる。

  当然得意の駆け足で逃げる。


(6)海岸で見る星空はもうプラネタリューム。これだけはお奨めできる。海岸に寝そべって星空を。。。

  なんて思っていると、又ホモたちが寄ってくるから、すぐに逃げねば、走り去る私。


(7)チェンナイから南に2時間も走ればマハバリプーラム。ここはリゾートだ。たしかに良くできている。

  南インドのリゾートとしてゆっくり時間を過ごすには素敵な場所だ。

  そこには先のブログ記事に掲載した 海岸寺院や石窟寺院や クリシュナのバターボールが有る。

  おそらく宇宙人が降りてきて仏教のベースをそこに置き忘れたのではと思える。

  なぜなら、巨大な岩のワンピース(漫画では無い、ほんものの巨大な石)を上から削って削って

  ワンピースの美しい凝りに凝った寺院となっている。こんなの設計できないし、岩を上から見て想像も

  出来ない。人間業じゃない。おそらく宇宙人がなんらかの技術で遊んだんだ。そこに居たインド人たち 

  が何か教わって今に至っているように思うな。仏教って?宇宙人にとても 敵わないと思った当時の

  インド人が拓いた悟り。


  インドワインで一番美味しいのはSULAの SATORI(悟り)。恐ろしいことにフランスだったら肉料理で

  肉をやわらかくするしか使わないようなマルベックだったと記憶。これはそこそこ合格点。

  遺憾、話がそれた。


(8)そこから更に2時間走るとポンデチェリ(インドには政府の治外法権区、丁度大阪と長崎の’出島みた     いな、今だったら、貿易フリーゾーンが7箇所有る。有名なのはこのポンデチェリとゴアかな。

  元々フランス領だったから、街並みや住居がなんとも可愛い。

  無税だから大量に入ってくるお酒もそこではリーズナブルな価格で飲める、楽しめる。


  でもね、高いワインを買ったらだめ、特にフランスワインは高いけど、絶対に止めて、後悔する。

  もう温度管理が無茶苦茶だからビネガー、オーマイガー状態。金の無駄使い。


  沢山買って車に搭載していざチェンナイ市内に帰ろうと思うと、アレッあれはなんだ。それは検問。

  そこでお酒は没収されるか税金払わされる。個人で消費する分しか持ち出せないって。

  でもね私は車一台分くらいのワインとウイスキーを軽く飲むんだと叫びながらインド人の首

  締めたくなる。


アーー、インド、インド、今夜もテンション上がってしまった。



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と、言うわけで、アパートに戻ったら、もう目をつぶって、プールサイドで好きな本読みながら、思いっきり冷やしたインド白ワイン飲んで寝る私。


じゃ、又