私の思う事③ | わがまま放題な夫を持った妻のブログ

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夫ストレスを発散すべく始めたブログでしたが予定が狂って散らかり中
2014年乳癌
2017年卵巣癌
2020年卵巣癌再発
2021年卵巣癌再再発
2016年に元野良のテトラを家族に迎え下僕としてお仕えする日々
2023年2月 最愛の娘、テトラ永眠(6歳8ヶ月)

えっちゃんが乳がんの告知を受けてから10数年経ちました その間にいろんな手術を何回もしました いつも手術の時は 私一人で終わるのを待ってました 始めは他の患者さんのご家族も一緒にいるので良いのですが 一人また一人どんどん人が居なくなり 最終的にはいつも私が一人になるんです。凄く不安で辛くてホント大変だった それだけえっちゃんの手術時間が長いので仕方なんですけど・・・ そのころから私はえっちゃんのことを一人で全部抱え弱音を吐かずに頑張ってきました。

今回の病状になってからも2回手術をしています。ほんとえっちゃん頑張ってきたと思います。不安な気持ちはもちろんですが辛い思いも沢山したと思います。ただ、えっちゃんには話しを聞いてくれる人が回りにたくさんいます。私には誰も居なかったので一人で全部抱え込んでしまってたから ほんとに不安で辛くて苦しくて仕方がなかった。 えっちゃんがこんなことになってしまってからもどうして良いのか分からなかった。そんなある日 えっちゃんの面会に行ったのですが 家を出る時は特に何もなく病院に行けるんですけど 病院の駐車場に着いたら急に足が重くなるんです。

理由は自分でも分かってる 私に出来る事は限られてるのに 何もしてあげられないことに もどかしさを感じるです。えっちゃんが一生懸命何かを伝えようとしてるのに分かってあげられない事がホントに辛い そんな日が何日か続きました。日々いっぱいいっぱいの中で気持ちにも余裕がなくなってきてるのが自分で分かるくらいでした。

えっちゃんの前では泣かないようにしてると前回書きましたが えっちゃんの前で泣いちゃったりしたら きっと、えっちゃんは自分を責めると思うんです 「ごめんね 私が病気なっちゃったから まこに辛い思いばかりさせて」えっちゃんは自分が大変な時でも人の事を心配しちゃう人だから・・・

誰かに私のこの思いを聞いて欲しかった 誰かに話す事で少しは楽になれるんじゃないかとおもったから。だから ある人に話を聞いてもらったんです。私はただ話を聞いてもらえるだけで良かったのに その方は私にこんなこと言ってくれたんです。「大事なえっちゃんが大変な事になってるのだから、私の気持ちに余裕がなくなちゃうのも自然なことです。 平気でいられる人なんて居ないのだから」と言ってくれたんです。 もう号泣でした。          主治医の前で泣いてからは感情のコントロールが出来なくなっていてすぐ涙が出て来るようになってしまって一人で居るとすぐ涙が出てきちゃうんです。ほんとありがたいお言葉をいただいて 気持ちもすごく楽になって 今ではもう足が重くなったりはしません。 とにかくえっちゃんに出来る事はしてあげたい えっちゃんに誉めてもらいたい。

このブログを見ていただいてる方々はご自身がご病気の方が多いと思います ご自身が病気で不安や辛い思いをされたかと思います でも、忘れないで下さい ご主人やご家族も同じくらい不安で辛い事を だから誉めてあげてください。きっと寄り添ってくれますから。中にはひとりで病気と向き合ってる方も居ると思います ひとりで苦しまないでください 回りにきっと励ましてくれる人や寄り添ってくれる人が居ますから これは私の切なる思いです。

 

雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で

哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ
時を超えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか
空を見て考えてた 君のために 今何ができるか
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
自分のこと大切にして 誰かのこと そっと想うみたいに
切ないとき ひとりでいないで 遠く 遠く離れていかないで
疑うより信じていたい たとえ心の傷は消えなくても
なくしたもの探しにいこう いつか いつに日か見つかるはず
いちばん大切なこと 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのままで みつめていること
君にまだ 言葉にして 伝えてないことがあるんだ
それは ずっと出会った日から 君を愛しているということ
君は空を見てるか 風の音を聞いてるか
もう二度とここへは戻れない
でもそれを哀しいと 決して思わないで
いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのままで 見つめてること
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれ 同じ時を生きてるんだ
どんな時もきっとそばにいるから

私がえっちゃんに思うことでした(赤文字

最後まで見ていただきありがとうございました。