夫64歳の時、大腸がんが見つかり
入院することになりました。

 

直ぐに手術をして

2週間後に告知を受ける。

 

ショックなんてもんではない!

 

 

すぐに「死」と言う文字が
頭の中でぐるぐるして
目の前が真っ暗になりました。

 

退院して、

二俣川のがんセンターに
通院で治療することを選択しました。


娘の結婚が決まっていて

娘が
「お父さんとバージンロードを一緒に歩きたい」

との希望だったため

 

あまり酷くならないうちに

式を上げようと言うことになりました。

 

 

主人の母も

当時体がだいぶ弱っていたので
我が家で介護していたのですが
病院に入ってもらうことにしました。

 

 

 

主人の母は病院に入ってから
わずか4ヶ月後に亡くなりました。

 

 

 

娘の結婚式は
8月17日夏の暑い盛り

主人は立派に花嫁の父を
堂々とやってのけました。

 

 

 

 

 

闘病生活1年と11ヵ月。


その間は嘘のように元気で

私は食事作りに尚一層、熱が入りました。

 

楽しくて、私たちはいっぱい話をしました。

 

彼が仕事をしていた現役の頃は
食事は休日の日しか
一緒にしていなかったので

この期間は本当に貴重な貴重な時間を
過ごすことができました。

 

 

もしかしたら治ってしまうのかしらと言う

思いもありましたが、

 

 

 

夫は

余命を宣告されていたのです。

 

 

そして、
亡くなる前にこんなこと言ったんです。

 

 

「僕はずっとお前たちのことを見守っているよ」と

彼はこの時には、

自分の命がまもなく終わることを知っていたのです。

 

 

私は全く気がつかないアホタレでした。

 

 

 

日々食欲も落ちて、

こんな時何を食べさせれば良いか

ほんとにわからなかったのです。

 

孫が生まれて1ヵ月後の
旅立ちでした。

 

孫を抱っこできてよかったと思いますが
私は歳をとった彼も見たかったし
共にもっともっと歳を重ねてみたかったです。