またまた久しぶりの更新です。


3年ほど前からのことですが、

自分の撮った写真を気に入っていただいたことから、

渡辺隆次という画家のお手伝いをしております。


この画家は、山梨県北杜市に30年ほど前からアトリエ生活をしており、

武田神社菱和殿の天井画(120枚)の作者という事で知られています。


このたびは、10月10日から11月4日まで、

新潟県の文化振興事業で、角田山妙光寺にて個展が開催されます。


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この展覧会への自分のかかわりは、

お寺という環境に合わせての、作品を展示するための会場設営

(展示台の作成他)と

この3年間で撮り貯めたアトリエの四季の風景の写真展示です。


現在は、展示する写真を選定している最中ですが、

候補に挙げたものの一部ををごらんください。


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なお、この展覧会の主催は、“新潟絵屋”です。

上記展覧会と並行して、ここでも小品の個展を行います。

詳しくは、“新潟絵屋”のHPを参照願います。

http://niigata-eya.jp/


そしてこのHPには、

上記展覧会に合わせて“みすず書房”から発刊された本、

“山里に描き暮らす”の紹介もされています。



画家、渡辺隆次の作品に少しでも関心のある方、

及び会場(新潟県角田山妙光寺)のお近くの方は、

現地に足を運んでいただき、

“山里に広がる生命の宇宙”を堪能して下さい。



これまで震災支援に行って知り得た情報です。


その人も震災支援を継続していたためか、

居住地の市役所ルートから声がかかり、

市単位の防災ボランティアグループに参加することになった。

そして月1回、減災NPOから講師を招いて研修会を継続する事になる。

この研修会は非常に面白くて、毎回主体的に参加していた。


しかし、このボランティアグループの存在は、

市の上部組織である、県からの指示によるもののようで、

この種の活動の推進員として、県からの委嘱式があるという。

行ってみると、委嘱状の交付とともに、

大学准教授の講演と、ひとつの市の事例発表があった。

だが、講演も事例発表もいまいちで、

前述の毎月の研修会の満足にはほど遠いものだった。


2か月ほどすると、県から研究会の召集があった。

内容は、県からの防災の基礎学習と外部講師による講演。

その外部講師とは、市で毎月招いている同人物。


これを受けて、毎月受けている研修を1回にまとめた話を聞いてもしょうがないので、欠席の意思表示をした。


以上は導入編で、ここからが“思うこと-2”の本番だ。


欠席の意思表示の数日後、県の担当者から電話があり、

『当日は県からも貴重な学習会を提示するので、ぜひ参加してほしい、

欠席者はあなただけです。』とのことで、出席することにした。


参加してみると、毎月の研修会のNPOの講師は、

膨大な資料を1回に要約し、充分満足できるものであった。


しかし問題は、県の防災危機管理部署の管理職の発表内容だ。

40分間で78ページの膨大な量のパワーポイントを、すっ飛ばしてプレゼンしたのだが、

その内容は、

*予想される“東海地震”

*県周辺の直下型地震

*家庭内の地震対策

*県内外の過去の災害事例

と、ここまでが34ページ、他の42ページは各市町村発行資料のコピー


全体を通して、県の主体性を感じさせる資料が非常に少ない。

3.11を教訓に作られたと思える資料は皆無。

特に問題なのが、資料冒頭の“東海地震”の表現だ。


3.11以降、国レベルからのアナウンスは、

“南海トラス”“3連動”といった表現に変わり、“東海地震”の表示は影をひそめる。

にも関わらず、この資料はいつ作ったものなのか、の大疑問は、後に答えが見える。


その後、市での毎月の研修会に参加の際に、

個別に2人の参加者に、先の研究会のことを聞いてみた。

なんとその2人とも去年から関わっており、

案内はあったが、県の内容はおもしろくないので参加しなかったという。

特に、使う資料は昨年のものと同じと聞いたのでやめたとの事。

(実際に資料比較してみたら、表紙の発表日付以外は、まったく同じ)

ただ二人だけに、別々に聞いたのに、これが実態だ。


*不参加はあなただけ、(その実は、二人に聞いて両方不参加)

*使う資料は去年と同じ、(と、去年からの参加者には言う)


そして、県からの委嘱の条件として、

あくまでもボランティアなので交通費も含め一切の補助は無い。


以上、震災支援で知り得た情報、

行政と民間との協力・コラボレーション、どう考えればいいのだろう?









山梨県早川町赤沢宿のイベントが、8/26~9/1の1週間限定とはいえ、

あんな山奥に、どうしてこんな企画が実現するのだろう?

http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/akasawa-ver3.pdf

*集落内のほとんどの家を解放して出入り自由

*鹿野貴司の写真展と写真コンテストが5軒で見られる

*書宿展(現代水墨画)の出品者11名の顔ぶれ

 千葉蒼玄・祥洲・綱島礼子・小山みづほ・長岡美和子・八戸香太郎・

 志村一隆・菊山武士・田中逸斎・川男朋子・HILOKI

*早川町役場の職員が常駐して、展示品の詳細説明をしてくれる

*1週間限定とはいえ、質の非常に高い、そば処と茶処の営業

*集落内の提灯点灯により、夜の散策も可能


その答えが、茶処のウエーターとの会話で見えてきた。

彼らは東京での現役の大学生で、夏休み中のこの期間だけ手伝っている。

ここに来た伝手は、NPO法人日本上流文化圏研究所“上流研”との事。

http://www.joryuken.net/concrete5/

宿泊は“上流研”手配の廃校を利用した宿泊所。

将来、こう言った事にかかわっていきたいとの事。

関心の高いところには、関心の高い学生も集まる。


この“上流研”の活動は、自分も10年ほど前から話を聞いており、

かなり積極的な活動をしていると思っていた。


そして早川町役場の積極的な対応。

早川町役場も、NPOと積極的な交流をしていると聞く。


これらのコラボレーションによって、このイベントが成り立っているのだろう。

地域おこし、町おこしの典型的な例であろう。


話は変わるが、行政と市民団体とのコラボの違いは、

震災復興にも同様に当てはまる。

3.11以降、自分が知り得た範囲でも、

社会福祉協議会と市民団体との交流が強いところは、

復興も順調だと感じてきた。


その典型例が、七ヶ浜ボランティアセンターだろう。

以前このブログにも書いたが、震災の5年以上前から、

社協とNPOとで密接な交流を続けてきた事が大きいと思う。

個人的な見解だが、先日皇太子が七ヶ浜を訪れたのも、

ここの復興が順調だからだと思うし、

それは七ヶ浜ボランティアセンターの活動を抜きにしては語れない。


以上、話が広がったが、

行政と市民団体との交流の必要性は、かなり重要な要素だと思う。


次回は、この交流がおろそかな例について触れてみたい。