この度はお忙しいところ、このブログにお立ち寄りくださいまして、有難うございます。
このブログをご覧くださっていらっしゃる全ての皆様の、ご健康とお幸せを、心よりお祈りさせていただきます。

 

まず最初に、体調の関係で更新が大幅に遅れた事を、お詫び申し上げます。

まだ完全ではありませんが、少しずつ原稿を書いては下書き保存をして、と言う繰り返しで、やっと書き上げる事が出来ましたので、アップさせていただきます。

 

結果的に、もう随分と以前の事になってしまいましたが、東京・上野にあります上野の森美術館で開催していました「デトロイト美術館展」に行って来ました。

 

今回の美術展の特徴として、月曜・火曜日に限り作品の写真撮影がOKだ、と言う事でしたので、早速実際の開場時間内に撮影させていただきました。

そこで今回は、出来るだけ多くの作品を掲載させていただき、その代わりと言っては何ですが、文章は少なめにさせていただこう、と思っています。

 

なお、展示されていた作品のうち、ピカソの全作品と一部の画家の方の作品は、ブログに掲載する事が禁止されていました。

悪しからず、ご諒承ください。

 

では、早速参りましょう。

最初にご紹介させていただく作品は、ピエール・オーギュスト・ルノワールの「白い服の道化師」です。↓

 

続きましては、同じくピエール・オーギュスト・ルノワールの「肘掛け椅子の女性」になります。↓

 

次は、エドガー・ドガの「楽屋の踊り子たち」です。↓

 

そして、エドガー・ドガはもう一点「女性の肖像」がありました。↓

ルノワールにつきましては、以前このブログでご紹介させていただいた事がありますので、今回は省略させていただきます。

ここでは、ドガについて取り上げさせていただきます。

 

ドガは19世紀後半、フランスで活躍した画家です。

一般的には、印象派の画家と言われています。

 

しかし、モネなどが屋外の風景などをモチーフにした作品を多く描いたのに対して、ドガは比較的屋内を描いた作品が多いです。

ドガと言うと、「踊り子」と言うイメージがあるかも知れませんが、踊り子にしても屋内ですよね。

これは、ドガが戦争に出征して目を傷めたからだ、と言う説もあります。

 

そして、全体的に色のトーンが暗めなのが特徴的です。

 

次は、カミーユ・ピサロの「小道」になります。↓

ピサロと言うと、新印象派の画家と言うイメージをお持ちの方も、いらっしゃるかも知れません。

実際、今回展示されているこの作品は点描画で、まさしく新印象派の特徴そのままです。

 

この作品は、1889年の作品なのだそうですが、1885年から1890年頃にかけては、こうした新印象派的な作品が多かったようです。

 

しかしその実際は、印象派のグループ展に第1回から欠かさず出展しており、印象派の画家との交流も多くあったようです。

 

そして、クロード・モネの「グラジオラス」です。↓

以上ここまでが、「印象派」として分類されたコーナーに展示された作品のうち、何点かをピックアップしてお届けさせていただきました。

 

続いては、「ポスト印象派」のコーナーに展示されていた作品です。

まず最初は、モーリス・ドニの「トゥールーズ速報」になります。↓

ドニは、19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した画家です。

壁画や宗教画を多く残しているようです。

 

また、ナビ派の結成に参加して、色彩の平面性を主張するなど、理論的に秀でた部分もあったようです。

 

今回展示されている作品は、トゥールーズと言う新聞の広告のポスターを描いています。

ポスターと言うと、ロートレックやミュシャを思い出します。

 

余談ですが、今年「ミュシャ展」が開催予定なので楽しみです。

 

 

そして、続きましては、ポール・ゴーギャンの「自画像」になります。↓

 

そして、次はポール・セザンヌの「水浴する人々」になります。↓

 

続いてこちらは、ポール・セザンヌの「サント=ヴィクトワール山」です。↓

セザンヌは、19世紀後半に活躍した画家です。

 

初期の頃は印象派の画家として活動しますが、その後印象派を離れます。

そして、南フランスのエクスでの生活を送ります。

 

エクスでは、今回の展示にもある「サント=ヴィクトワール山」の絵を何枚も描いています。

 

存命中は、社会的な評価はほとんど得られませんでした。

しかし、作品の対象となる物の形・色彩の表現方法には独自の物があり、他の画家の間では評判が高かったようです。

 

次の作品は、オディロン・ルドン「心に浮かぶ蝶」です。↓

 

そして、こちらの作品はピエール・ボナールの「犬と女性」になります。↓

ボナールは、19世紀末から20世紀半ばまで活躍した画家です。

一般的には、ナビ派に分類されます。

 

ボナールの作品の多くのモデルは、妻のマルトです。

 

そして南フランスに移り住み、風景画や屋内などを主に描いていました。

その作品には平面的な物が多く、東洋的な影響が見られる物もあります。

 

そして、これがフィンセント・ファン・ゴッホの「自画像」です。↓

 

続いてこれが、フィンセント・ファン・ゴッホの「オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて」です。↓

以上ここまでが、「第2章 ポスト印象派」のコーナーに展示されていた作品の一部です。

 

ここからは、「第3部 20世紀のドイツ絵画」のコーナーに展示されていた作品の、ご紹介になります。

最初は、ワシリー・カンディンスキーの「白いフォルムのある習作」です。↓

カンディンスキーは20世紀初め、ロシアで活躍した画家です。

抽象画家を代表する一人になります。

 

そして、音楽が純粋に音だけで人を感動させられる事に着目。

絵画も色彩だけで人を感動させられるはずだ、と言う考えに至ります。

 

さらに、何を描いたのか分からなくても、絵画と言う物は色や形だけで成立するものだ、として、画家としての活動を続けます。

 

そしてこちらが、エミール・ノルデの「ヒマワリ」です。↓

 

次は、マックス・ペヒシュタインの「木陰にて」です。↓

 

そしてこちらが、エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーの「月下の冬景色」になります。↓

キルヒナーは、ドイツ表現主義を代表する画家の一人です。

表現主義とは、作品の絵画的技法よりも、その内面性を重視する考え方です。

 

その中でも、作品に描かれている人物は、目だけ、あるいは目と口だけだったりします。

また多くの場合、白目や黒目の区別がなく直線で描かれただけ、と言う物です。

 

また、人物の身体が軟体動物のように曲がっている場合もあります。

 

続いてこちらが、マックス・ベックマンの「倒れた蝋燭のある静物」です。↓

以上ここまでが、「第3部 20世紀ドイツ絵画」のコーナーに展示されていた作品の一部になります。

 

そして、これ以降が「第4部 20世紀のフランス絵画」になります。

まずは、ウラル・デュフィの「静物」になります。↓

 

そしてこちらが、フアン・グリスの「静物」です。↓、

 

次の作品は、アメデオ・モディリアーニの「男の肖像」です。↓

 

そしてこちらが、同じくモディリアーニの「女の肖像」です。↓

 

続いてもモディリアーニの「帽子を被った若い男性」です。↓

アメデオ・モディリアーニは、いわゆる「エコール・ド・パリ」の画家です。

エコール・ド・パリとは、パリで活躍した、第一次大戦の頃の外国人の画家の事を言います。

他にシャガールやキスリングがいました。

 

モディリアーニの作品の特徴は、ご覧になってもお分かりのように、顔や首が長い事です。

しかも、顔だけでなく全身が細長い作品を描いています。

そして、アーモンドとも呼ばれる、これまた独特な目の描き方をしています。

 

生涯を通じて、ほとんど人物画ばかり描いていましたが、アフリカの人達が描いたような作品も残されています。

 

そしてこちらが、アンリ・マティスの「コーヒータイム」になります。↓

 

そして、同じくマティスの「窓」となります。↓

 

さらに、最後は同じくマティスの「ケシの花」になります。↓

マティスは、20世紀に活躍したフランスの画家です。

何と言っても、「フォービズム」を代表する画家として有名です。

 

フォービズムと言うのは、その色彩が良く言えば鮮やか、悪く言えば荒々しいのが特徴です。

特に、個人的にゴッホ、セザンヌの影響を受けているようです。

 

その後、ピカソと交流をしたりしますが、第二次大戦が勃発し、ナチス・ドイツから「退廃芸術」の汚名をきせられたりもしました。

 

個人的には、室内特に窓を描いた作品が多いような気がします。

 

 

以上、簡単ではありますが、「デトロイト美術館展」の紹介とさせていただきます。

 

 

なお、当日は撮影OKとは言え、各作品の前には人が固まっていて、なかなか撮影するのは難しいのではないか、と思っていました。

しかし、よどみなく人が流れて行くので、作品の正面で撮影する事も出来ましたし、また撮影している人同士譲り合ったりしたため、何のトラブルもありませんでした。

来場者のマナーの高さに、感心しました。

 

ただ、撮影をすると、そのために時間がかかるため、撮影終了後に作品をジッと見る時間はありませんでした。

流石に、一人の人間がそこまで時間をかけて一つの作品を見ていたら、他の人に申し訳ないですからね。

 

ですから、理想を言えば撮影を全て終了してから、もう一度最初からじっくり見れたら、最高なのですが・・・。

この辺りは、こういう公開の仕方の今後の課題だと思います。

 

 

長くなりましたが、今回も最後までお読みくださいまして、有難うございました。(^◇^)