この度はお忙しいところ、このブログにお立ち寄りくださいまして、有難うございます。
このブログをご覧くださっていらっしゃる全ての皆様の、ご健康とお幸せを、心よりお祈りさせていただきます。
北海道を除く地域では、ほぼ梅雨入りしたのではないか、と思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
日によって、はたまた時間によってかなり温度差がありますので、どうかくれぐれもお身体ご自愛下さいね。
かく言う自分も、このところ体調が安定せず、寝込んでしまう時がありました。
軽はずみな考えやマイナス思考で落ち込んでしまう、などメンタルな原因も考えられます。
ところで話は変わりますが、先日、東京・六本木の国立新美術館に「ルノワール展」を見に行って来ました。
当日は、午前中だったのにもかかわらず、結構大勢の人が来場していました。
そのせいか、途中で気分が悪くなったりしましたが、何とか全て見る事が出来ました。
ルノワールは19世紀後半から20世紀にかけて活躍しており、印象派の代表的な画家の一人と言われています。
それでは、早速何点か作品をご紹介させていただきます。
まずは、こちらになります。
これは、「陽光のなかの裸婦(エチュード、トルソ、光の効果)」と言う作品で、1876年に描かれています。
印象派の画家達が独自の展示会を開き、活動を本格化させたのが1874年になります。
ですので、ご覧の通りこの作品は、印象派の特徴を色濃く反映しています。
中でも、輪郭を描かずに人を表現している点が特徴的だと思います。
そして、まだら模様のような肌の色は、木漏れ日の光と影を見事に表現していますよね。
続いての作品は、こちらです。
これは、「ジョルジュ・アルトマン夫人」と言う作品で、1874年に描かれています。
この作品は、以前ルノワールの作品を購入した事があるジョルジュ・アルトマンから夫人の作品を描くよう依頼されて出来た物です。
洋服の素材は、シルク、サテンであり、またリボンやフリル、ドレープなどで飾り付けられています。
さらに腰を膨らませたバッスルスタイル、ほぼ全身真っ黒なスタイルは、とても優雅な雰囲気を醸し出しています。
個人的には、黒い洋服ってとても落ち着きますし、好きですね。
続きましては、こちら。
こちらは、「シャトウーの鉄道橋あるいはバラ色のマロニエ」と言う作品で、1881年に描かれています。
当時のフランスは産業革命の真っ最中で、こうした鉄道も敷かれました。
鉄道の絵については、「モネ展」の時にも触れさせていただきましたが、その当時の世の中の世相などを描く事は、印象派の大きな特徴の一つでした。
ただし、この絵の場合、鉄道橋が作品のメインではなく、あくまでも風景の一部として描かれています。
このように、積極的に戸外の景色を描いたのも、印象派の大きな特徴の一つですね。
そして、こちらです。
これは、上が「田舎のダンス」、下が「都会のダンス」と言うタイトルで、ともに1883年に描かれています。
この頃のルノワールは、「印象派以後」を目指して作品作りに取り組んでおり、これらもその代表的な一つと言えるでしょう。
写真ではお分かりになりにくいと思いますが、描かれている人物が浮き出ているように見えるんですね。
これがルノワールの意図で、新しい作風の一つに挙げられています。
ちなみに、「田舎のダンス」の女性モデルは、ルノワールと結婚していたアリーヌ・シャリゴであり、「都会のダンス」の女性モデルは、画家ユトリロの母親で自らも画家であるシュザンヌ・ヴァラドンです。
ヴァラドンについては、以前「ユトリロとヴァラドン」と言うタイトルで、このブログでご紹介させていただきましたので、そちらをご覧ください。
次は、こちらになります。
この作品は、「ジュリー・マネあるいは猫を抱く子ども」と言う作品で、1887年に描かれています。
この絵のモデルであるジュリー・マネは、印象派の代表的な画家の一人であるエドゥアール・マネの弟ウージェーヌ・マネと、同じく印象派を代表する女流画家ベルト・モリゾの間の子になります。
マネとベルト・モリゾについては、「オルセー美術館展」の時に、このブログで詳しく触れていますので、そちらをご覧ください。
なお今回、ベルト・モリゾの作品が出展されていますが、今回のブログの主旨が「ルノワール」と言う事で、あえて割愛させていただきました。
悪しからず、ご了承ください。
そして、続いての作品は、こちらです。
これは、「ピアノを弾く少女たち」と言う作品で、1892年に描かれています。
この作品は、ルノワールの友達で詩人であったマラルメの推薦を受けて、「国家買い上げ」となっています。
そして、パリのリュクサンブール美術館収蔵となります。
ただし、このような日常風景を描いた作品は、この当時人気が高く、ルノワールもある程度「狙って描いた」と思われるフシもあるようです。
そして、最後はこちらです。
これが、今回の目玉である「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」になります。
1876年の作品です。
この作品は、この当時のパリの人々の生活をよく表していますよね。
このように、人々は集まり、語り合い、ある者は酒を飲み、またある者はダンスを踊っています。
余談ですが、この作品を見ていた時、視界の端に描かれていた人が動き出したように見えた瞬間がありました。
勿論、そんな事はあるはずもありませんが、別の所を見ていると再び視界の端の人が動いたように見えました。
ですので、いかにこの作品が躍動感にあふれ、イキイキとしているか、と言う事がお分かりになると思います。
なお、先程も申し上げましたように、今回の展示ではベルト・モリゾの他、ピカソやゴッホの作品もありましたが、やはりこのブログでは割愛させていただきました。
ただ、ゴッホについては、この秋東京都美術館で美術展がありますので、その時にでも詳しくお話させていただければ、と思っています。
また、会場の国立新美術館ですが、東京メトロ千代田線の乃木坂駅と直結しています。
遠回りにならない方は、千代田線のご利用をお勧めします。
以上長くなりましたが、今回も最後までお読みくださいまして、有難うございました。(^◇^)
このブログをご覧くださっていらっしゃる全ての皆様の、ご健康とお幸せを、心よりお祈りさせていただきます。
北海道を除く地域では、ほぼ梅雨入りしたのではないか、と思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
日によって、はたまた時間によってかなり温度差がありますので、どうかくれぐれもお身体ご自愛下さいね。
かく言う自分も、このところ体調が安定せず、寝込んでしまう時がありました。
軽はずみな考えやマイナス思考で落ち込んでしまう、などメンタルな原因も考えられます。
ところで話は変わりますが、先日、東京・六本木の国立新美術館に「ルノワール展」を見に行って来ました。
当日は、午前中だったのにもかかわらず、結構大勢の人が来場していました。
そのせいか、途中で気分が悪くなったりしましたが、何とか全て見る事が出来ました。
ルノワールは19世紀後半から20世紀にかけて活躍しており、印象派の代表的な画家の一人と言われています。
それでは、早速何点か作品をご紹介させていただきます。
まずは、こちらになります。
これは、「陽光のなかの裸婦(エチュード、トルソ、光の効果)」と言う作品で、1876年に描かれています。
印象派の画家達が独自の展示会を開き、活動を本格化させたのが1874年になります。
ですので、ご覧の通りこの作品は、印象派の特徴を色濃く反映しています。
中でも、輪郭を描かずに人を表現している点が特徴的だと思います。
そして、まだら模様のような肌の色は、木漏れ日の光と影を見事に表現していますよね。
続いての作品は、こちらです。
これは、「ジョルジュ・アルトマン夫人」と言う作品で、1874年に描かれています。
この作品は、以前ルノワールの作品を購入した事があるジョルジュ・アルトマンから夫人の作品を描くよう依頼されて出来た物です。
洋服の素材は、シルク、サテンであり、またリボンやフリル、ドレープなどで飾り付けられています。
さらに腰を膨らませたバッスルスタイル、ほぼ全身真っ黒なスタイルは、とても優雅な雰囲気を醸し出しています。
個人的には、黒い洋服ってとても落ち着きますし、好きですね。
続きましては、こちら。
こちらは、「シャトウーの鉄道橋あるいはバラ色のマロニエ」と言う作品で、1881年に描かれています。
当時のフランスは産業革命の真っ最中で、こうした鉄道も敷かれました。
鉄道の絵については、「モネ展」の時にも触れさせていただきましたが、その当時の世の中の世相などを描く事は、印象派の大きな特徴の一つでした。
ただし、この絵の場合、鉄道橋が作品のメインではなく、あくまでも風景の一部として描かれています。
このように、積極的に戸外の景色を描いたのも、印象派の大きな特徴の一つですね。
そして、こちらです。
これは、上が「田舎のダンス」、下が「都会のダンス」と言うタイトルで、ともに1883年に描かれています。
この頃のルノワールは、「印象派以後」を目指して作品作りに取り組んでおり、これらもその代表的な一つと言えるでしょう。
写真ではお分かりになりにくいと思いますが、描かれている人物が浮き出ているように見えるんですね。
これがルノワールの意図で、新しい作風の一つに挙げられています。
ちなみに、「田舎のダンス」の女性モデルは、ルノワールと結婚していたアリーヌ・シャリゴであり、「都会のダンス」の女性モデルは、画家ユトリロの母親で自らも画家であるシュザンヌ・ヴァラドンです。
ヴァラドンについては、以前「ユトリロとヴァラドン」と言うタイトルで、このブログでご紹介させていただきましたので、そちらをご覧ください。
次は、こちらになります。
この作品は、「ジュリー・マネあるいは猫を抱く子ども」と言う作品で、1887年に描かれています。
この絵のモデルであるジュリー・マネは、印象派の代表的な画家の一人であるエドゥアール・マネの弟ウージェーヌ・マネと、同じく印象派を代表する女流画家ベルト・モリゾの間の子になります。
マネとベルト・モリゾについては、「オルセー美術館展」の時に、このブログで詳しく触れていますので、そちらをご覧ください。
なお今回、ベルト・モリゾの作品が出展されていますが、今回のブログの主旨が「ルノワール」と言う事で、あえて割愛させていただきました。
悪しからず、ご了承ください。
そして、続いての作品は、こちらです。
これは、「ピアノを弾く少女たち」と言う作品で、1892年に描かれています。
この作品は、ルノワールの友達で詩人であったマラルメの推薦を受けて、「国家買い上げ」となっています。
そして、パリのリュクサンブール美術館収蔵となります。
ただし、このような日常風景を描いた作品は、この当時人気が高く、ルノワールもある程度「狙って描いた」と思われるフシもあるようです。
そして、最後はこちらです。
これが、今回の目玉である「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」になります。
1876年の作品です。
この作品は、この当時のパリの人々の生活をよく表していますよね。
このように、人々は集まり、語り合い、ある者は酒を飲み、またある者はダンスを踊っています。
余談ですが、この作品を見ていた時、視界の端に描かれていた人が動き出したように見えた瞬間がありました。
勿論、そんな事はあるはずもありませんが、別の所を見ていると再び視界の端の人が動いたように見えました。
ですので、いかにこの作品が躍動感にあふれ、イキイキとしているか、と言う事がお分かりになると思います。
なお、先程も申し上げましたように、今回の展示ではベルト・モリゾの他、ピカソやゴッホの作品もありましたが、やはりこのブログでは割愛させていただきました。
ただ、ゴッホについては、この秋東京都美術館で美術展がありますので、その時にでも詳しくお話させていただければ、と思っています。
また、会場の国立新美術館ですが、東京メトロ千代田線の乃木坂駅と直結しています。
遠回りにならない方は、千代田線のご利用をお勧めします。
以上長くなりましたが、今回も最後までお読みくださいまして、有難うございました。(^◇^)